中学生の勉強にやる気を出させるためには?親としてできること
2018.5.5

中学生になると授業の内容も専門的になり、家庭学習が必要となる頃ですが、勉強にやる気が出ない子供も多いといいます。
親としては「勉強しなさい!」とあまりガミガミ言いたくありませんが、やる気を出させるためにはどうしたらいいのでしょうか?
なぜ中学生は勉強にやる気が出ないのか?その理由と対策について調べてみました。
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この記事の目次
勉強にやる気が出ない・・・そんな中学生に親としてできることは?
中学生になると一気に勉強する内容も難しくなりますが、なかなかやる気が出ないという子供も多いようです。
「○○高校に行きたい。」「☓☓になりたいから勉強する。」なんて目標を最初から持っている子なんてほとんどいません。中学3年にもなれば少しは考えて始めるかもしれませんが、中学1年や中学2年では無理です。
しかし、中学3年になってから本格的に勉強し始めても、手遅れになってしまうこともあります。では、中学1年、2年の子供はどうやったら勉強に対してやる気が出るのでしょうか?
いくら親が「偏差値が高い●●高校なら家から近いから、通学もラクだよ。」とか「テストの点数が良ければ、達成感を感じられるよ。」と言ったとしても、子供はまだ理解できないでしょう。
子供の心は単純です。先のメリットよりも、今のメリットを求めているのです。それじゃないと、勉強しないでしょう。子供に勉強してほしいのであれば、そのメリットを親が作るしかありません。
例えば「成績が上がったら、おこずかいも〇〇円アップするよ。」とか「テストで〇点以上とったら、欲しいと言ってた☓☓を買ってあげるよ。」など目に見えるメリットを与えましょう。そうすることで、勉強に対するやる気が出てくるでしょう。
中学生は成績アップが勉強のやる気につながる?
「うちの子は、やる気さえあれば勉強できる子なのに・・・」ほとんどの親がこう思っているのではないでしょうか?
中学生に限らず、大人だってやる気があるのとないのとでは結果は違います。「やる気」は何をするためにも大切なものなのです。
では、どうやったら「やる気」を出させることができるのでしょうか?
自分が好きなことであれば、「やる気」を出すことは簡単でしょう。しかし、中学生が皆勉強が好きとは言えません。中学生はまだまだ子供。「勉強したら成績がアップした。」ということがやる気につながります。
授業も専門的になり、部活動も忙しい中学生にはゆっくり勉強する時間はありません。短時間で集中して勉強しなくてはいけないのです。そのためにも、やる気が必要です。
どうすれば短時間で効率的に勉強できるのか・・・その方法を見つけてあげましょう。
中学生が勉強のやる気を出すためには、目標設定が大切!
勉強に対して少しでもやる気を出させるためには、最初が肝心です。なぜなら、勉強を始めるのが一番大変なのです。
やりたくないという気持ちがある限り、勉強を始めるのはなかなか難しいものです。まずは何も考えず机に座りましょう。そして、教科書や問題集を開いて勉強を始める体勢をとるのです。ここまでくれば、あとは勉強を開始するだけです。
いざ勉強を始めたものの、わからないところにぶつかるとせっかく出始めたやる気もなくなってしまいます。最初のうちは「わかるところ」から勉強しましょう。そうすることで、やる気を持続させることができます。
「〇時間勉強しよう!」と最初に時間を目標にすることもあるでしょうが、別な目標にしましょう。例えば「〇ページまで頑張ろう!」というふうにするのです。そうすれば、集中して早く終わらせよう、という意識が働きます。やる気も続くのです。
時間を目標にしてしまうと、ダラダラと勉強してしまう子供が多いようです。目標設定を見直すようにしましょう。
なぜ中学生になると、勉強にやる気が出なくなる?
中学生になると、小学校よりも授業時間も長くなり、集中力が1日中持たない子もいるでしょう。学校が終わると今度は部活動もあるので、帰宅しても興味がないと勉強もしなくなります。
勉強をしなくてはいけないことはわかっていてもやる気がおきず、興味があることしかしません。そのため、ゲームしたりスマートフォンに夢中になっているのではないでしょうか?
こんな状態がずっと続いてしまうと、高校や大学に進んでも苦労することになります。中学生のうちからやる気を出して勉強することが大切です。
勉強にやる気が出るかどうかは、まわりの環境にもよります。仲の良い友達が勉強する子だったら、その子の影響で勉強するかもしれませんが、反対の場合もあります。
「勉強なんてしなくてもいい」と考える親を持つ子と仲良くしてると、その子がうらやましいと感じてしまう場合もあります。そうなると、勉強にやる気も出なくなってしまう可能性もあります。
部活動をしている中学生には勉強できない時期もある?
部活動をしている中学生は、中学1年の終わりから中学2年の時は学力が低下する時と言われています。それは、3年生が部活を引退するのと関係があるそうです。
3年生が部活を引退すると、2年生が中心となって活動しなくてはいけません。生徒会も同じです。どうしても生活は部活中心となり、勉強に費やす時間は少なくなります。そのため、学力が低下すると言われているのです。
こうなってしまうのは仕方のないこと・・・学校でもそう考えているようです。
しかし、ずっとこのままではありません。3年生になって部活も引退し、学校行事もすべて終わると一気に勉強モードに入るようになるそうです。
そうなるまで待たなくてはいけないのかと、親としてはモヤモヤしてしまうかもしれませんが、本人のやる気スイッチが入るのを待つ、という親も多いようです。
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