猫だけでも大丈夫?仕事の都合で猫に留守番させるときの準備
2018.4.21

仕事の間、猫は一匹で留守番していても寂しくないの?飼い主が留守の間、猫はどうやって過ごしているのでしょう。
出張などで数日間家を留守にする場合、3日間を目安に対処を考えなければなりません。
猫だけで留守番させてしまう場合に必要な準備について考えてみましょう。
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この記事の目次
飼い主の仕事中、1匹だけで留守番している猫は寂しくないの?
独り暮らしで猫を飼っていると、仕事に出ている間は1匹だけで留守番することになります。「寂しい想いをさせてゴメンね……」と思う飼い主さんは多いですよね。
でも、猫はもともと単独で行動するものです。1匹だけでいても、それが辛いことはあまりないようです。
ただ、変化のない狭い部屋で毎日を過ごすのは、さすがに退屈だと感じてしまうかも。お気に入りのおもちゃなどを置いてあげるといいでしょう。
猫の睡眠時間は1日に14~16時間とも言われており、ほとんど寝て過ごしています。最近では、録画機器もお手頃なものがあるので、留守中の猫をこっそり撮影してみるのも面白いかもしれませんね。インターネットを通じて、スマートフォンからリアルタイムで動画が見られるカメラなども簡単に入手できます。
一匹でも大丈夫とはいえ、かわいがってくれる飼い主が大好きな猫がほとんど。家にいる時間は、できるだけ遊んであげるなどコミュニケーションをとりましょう。
抱っこやブラシ掛け、おもちゃで遊んであげるなど留守番中に感じているかもしれないストレスをケアしてあげてください。
仕事で猫を留守番させてしまうときに準備しておきたいこと
◆ごはん
1泊程度の留守であれば、多めのドライフードを置いていっても大丈夫でしょう。
2泊以上の場合は、タイマー付きの給餌機が便利です。設定した時間になると蓋が開くフード入れで、一度に大量に食べてしまうことを防ぎます。
なお、缶詰やパウチのフードは腐りやすいので避け、ドライフードだけにしましょう。
◆飲み水
猫に多い腎臓などのオシッコトラブルを避けるためにも、飲み水はとても大切。余裕を持った量の水を確保しておきましょう。
同じ場所に複数の水入れを置くと、なにかのきっかけで全ての水をこぼしたり汚したりする可能性もあります。
必ず複数の水入れを違う場所に置くことをおススメします。
◆トイレ
トイレの砂は多めに入れ、トイレ自体も1個~2個増やして置いてあげましょう。予想外の出来事で、トイレのある部屋に入れなくなったりしても大丈夫なように、いくつかの部屋に用意しておきます。
帰宅後は留守番させたフォローとして、しっかり構って遊びにつき合ってあげてください。猫によっては寂しかった分甘えてくる子や、逆に拗ねてよそよそしくなってしまう子もいます。
身の回りの片づけよりも、まずは猫とのスキンシップを最優先で!
仕事や旅行の間、猫の留守番にはキャットケージが安心
猫は自由気ままな生き物。ケージの中に押し込むなんて……。そう思う飼い主さんも少なくないでしょう。
ただ、猫の安全のためにケージに入れておくことが必要な場合もあるのです。
長年一緒に過ごしている猫はともかく、子猫や飼い始めて日が浅い猫は、飼い主が留守の間に予想外の行動を取るかもしれません。室内の物が壊されたり、猫がケガをしたりといったトラブルを避けるためにも、必要応じてケージを利用してください。
猫の生活には高さの変化が必要です。犬用のフラットなケージではなく、高さのあるキャットケージを選んでください。数段の踏み台や爪とぎなどを用意しておけば、ケージでも快適に過ごすことができます。とはいえ、ケージの中だけで飼うことはせず、夜寝る間や留守のときだけなど使い分けが大切です。
猫だけの留守番は3日まで。それ以上は人の手が必要です
一人暮らしで猫を飼っていると、数日間の旅行や出張で家を空けるのは不安ですよね。でも、猫だけで留守番をさせる場合は、3日間程度なら大丈夫です。
3日間であれば、ごはんは多めに6日間分を用意。トイレは2ヶ所以上にして、砂も多めに入れておきましょう。
倍の量のごはんを準備するのは、うっかり多めに食べてしまっても早々にお皿を空っぽにしないためです。
留守が4日間以上になると世話をする人間が必要になります。家族や友人にお願いして、ごはんを足したりトイレ掃除をお願いしましょう。
猫は飼い主がいないという、いつもと違う状況を感じているはずなので、できれば猫が懐いている見知っている人が望ましいですね。
それが無理であれば、留守中の猫の世話を請け負う業者も存在します。1回3,000円程度が必要ですが、状況によっては利用も考慮しましょう。
どうしても留守の間、家で世話できないようであればペットホテルに預けることも選択肢の一つです。ただ、猫にとっては大きなストレスになる可能性もあるので、できるだけ避けるのが無難です。
猫に必要な環境を理解し、準備してあげることを心がけて
室内飼いの猫で心配なのは、うっかり外に出てしまうこと。
避妊・去勢手術済みで、子猫のときから室内飼いの猫は、外に関心を持たなくなることもあります。しかし、手術を受けていない猫は、パートナーを探しに外へ行きたくなるもの。
特にオス猫は何日も帰って来なくなることもあり得ます。
また、一度でも外に出た猫は外の楽しさを知ってしまい、外に出たがるようになることが多いのです。うっかり逃げ出さないよう、出入り口や窓の開けっぱなしには要注意。
外に出たいと何度訴えられても、絶対に出さないという姿勢を取り続けましょう。外に出さないかわりに、室内でも楽しく遊べるような環境を作ってあげてください。
ときどきでも、飽きるまでおもちゃで遊んであげたり、キャットタワーを設置するといいでしょう。猫には高さを使った動きが必要なので、高い場所に上れる場所を確保することが望ましいのです。
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