カーペットの染み抜きは、万能な重曹で解決!
2018.4.23

カーペットに付いたガンコなシミ汚れ。
クリーニングに出すのも一苦労・・・。
いろいろな種類の洗剤もありますが、重曹を使って染み抜きができるんです!
重曹を使ってあちこちキレイに!使う際のポイントなど紹介します。
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この記事の目次
カーペットの染み抜きに重曹スプレーが活躍!
フローリングやカーペットの汚れには足の裏などの皮脂汚れがあります。
皮脂汚れには、「重曹スプレー」がききますよ!「重曹スプレー」は重曹を水で溶かしているだけなので、安心して毎日使えます。
床が、合板フローリング、クッションフロア、Pタイルなどの場合は、「重曹スプレー」を吹きかけたあと、雑巾をかたく絞りきれいにふき掃除をしてください。
カーペットの汚れは、「重曹スプレー」で湿らしてから、かたく絞った雑巾で毛足をたててあげるようにふきあげてください。皮脂汚れがきれいに落ちますよ。
皮脂汚れは、成分が酸性の汚れですので、酸性にたいして反対の「アルカリ成分」をあてることで反応をおこし汚れがすっきりおちます。
重曹は通常は白い粉の状態で、水に溶かすと「弱アルカリ性」の液体になります。
重曹スプレーの作り方をご紹介します。
用意するもの。
- スプレーボトル
- お湯1カップ 30℃くらい
- 重曹 小さじ1/2杯
ボトルに入れ混ぜ合わせます。重曹は溶けにくいのですが、65℃以上のお湯ですと、「強アルカリ成分」になってします素手で扱うと皮膚トラブルをおこしてしまいます。
温度に十分注意してください。
カーペットの染み抜き、重曹を直接ふりかけても大丈夫!
カーペットに、パスタなどのケチャップや、果汁などなかなか汚れの落ちにくいシミ汚れがありませんか?
汚れが取り切れずにそのまま・・・なんてこともありますよね。クリーニングに出したいけれど、大仕事だし料金も結構かかります。汚れた部分だけをキレイに落とすことができたらいいですよね。そこで簡単に!誰にでも!シミを落とせる技を紹介します。
使うのは、「重曹」です。重曹はお掃除や、洗濯や料理にも使えちゃう便利なアイテムなんです。嬉しいのが環境にも優しく、手も荒れません。
・使い方・・・。
カーペットのシミの部分に重曹をふりかけます。濡らした雑巾やタオルなどで拭き取ります。最初から重曹をお湯で溶かして染み込ませたタオルでもOKです!
・拭き方・・・。
シミを広げてしまいますので、広い範囲でゴシゴシとこすらないようにしてください。汚れがなくなるまで拭きとります。研磨剤のような役割もある重曹ですが、粒子は柔らかいので傷もつきにくいのです。消臭剤としても使えます。
カーペット全体に重曹をふりかけ少し置いたあとに掃除機をかけると毎日清潔に過ごせますね。
染み抜きで、重曹がだめならこちらがオススメ!
特に落ちにくいのが、コーヒーや紅茶のシミですね。時間が経っていると尚更です。
絨毯用しみとりスプレーを、シミにふきかけてキレイな雑巾かタオルで外側から内側にかけてたたいて、汚れを布に移してください。
汚れが戻らないよう、布のきれいな部分を使いながらトントンと気長にやってください。シミが目立たなくなるまで、スプレーとトントンを繰り返します。
日にちのたったガンコな汚れに効果があるかはわかりませんが、重曹よりもアルカリの強い「セスキ炭酸ソーダ」はいかかでしょう。
スプレーボトルや霧吹きに、100ccの水とセスキ5ccを入れよく混ぜまず。カーペットにこぼしたワインがキレイにとれましたよ!
旦那さんの黄ばんだシャツのほか、ヘアブラシ、化粧パフなんかのつけ置き洗いにもおすすめです。
カーペットの汚れは、汚れの成分で落とし方が違うの?
水溶性の汚れにはどんなものがあるのでしょう?
アルコール飲料、ジュース、牛乳、ソースや醤油などの液体、アイスクリーム、ゼリー、水性インク、ケチャップなどお子様が汚しがちな汚れが多いですね。
水溶性の汚れには・・・。
ぬるめの湯100mlに、台所用の洗剤を5~6滴をいれます。これを雑巾に染み込ませ、汚れの部分を拭き取ってください。この時汚れを広げないよう、周りから中心にむかってたたいてくださいね。
汚れが落ちましたら、よく絞った雑巾などででカーペットを水拭きします。強くこすらずに、表面を軽くぬぐうような感じで洗剤を落とし、仕上げに乾いた布で水分をふき取って終了です。
そして、牛乳などのたんぱく質汚れにお湯は禁物です。たんぱく質が固まって汚れが取れにくくなります。水を使ってください。
マヨネーズやバター、卵、食用油、ペンキ・インクなどの油性の汚れにはベンジンがオススメです。雑巾にベンジンを染み込ませて、汚れの部分を中心にむかってトントンとたたいていきます。つぎに、水100mlの中に、中性洗剤を5~10滴ほど加え、雑巾に染み込ませ同様にたたきます。汚れが落ちたらよく絞った雑巾で水拭きし、仕上げに雑巾でカーペットの水分を吸い取って出来上がりです!
カーペットの染み抜きの時の3つのポイント。
カーペットのシミ抜きに抑えておきたい3つのポイントとは?
①汚れの拭き方。
多くの方はお醤油やソースなどをこぼすと、あわててとっさに拭いてしまいますよね。汚れが広がってしまった経験はありませんか?
小さな汚れをふく時は、トントンと叩くようにして汚れを取ります。汚れの範囲が広い時は、外側から内側にむかってふいていきましょう。このとき、強くふきすぎると奥の方にまで汚れが染みこんでしまったり、素材が傷んでしまったりしますので、丁寧にふいてあげてください。
②汚れを落とす時に使ってはいけない物「漂白剤」。
みなさんご存知の通り、漂白剤はガンコな汚れを落とし、消臭効果もあります。
ですが、漂白剤はとっても強力!カーペット本来の色まで落としてしまいます。カーペットが白いもの以外はやめておきましょう。
③洗剤の使い方!
汚れ落としでよく使われる洗剤やベンジンは量に気を付けてください。
汚れを落とそうとたっぷり使いたくなりますが、この行為はむしろ汚れてしまったり、カーペットを痛めてしまいますので気をつけてください。
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