会社からの異動通知は拒否できない?辞めたい時の対策方法とは
2018.4.25

会社から突然の異動通知を受け取った時は、拒否できないの?
また定期的な異動を義務付けられているけど、次の部署での仕事がキツくて辞めたい…。
家庭に事情があったり、新しい環境に馴染めないで悩んでいる方は必見!
異動命令の拒否や会社を辞めたい時の、対処方法をまとめてました♪
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この記事の目次
会社から突然の異動命令…辞めたいと感じた時こそ冷静に
上司から突然「○○に異動してくれ。」と言われたら、誰しもが戸惑ってしまいます。現在取り掛かっているプロジェクトや契約の協議があると、尚更どうしてこのタイミングで自分が異動しなければならないのだろうとも思うでしょう。
今後の仕事の引き継ぎや先方への挨拶、また引越しが必要であればその準備など、やらなければならないことや考えなければならないことも押し寄せてきます。すると、頭の中が大混乱!「いっその事、このまま辞めたい…」と思ってしまう方もいるでしょう。
こういう時こそ、一度心を落ち着かせて冷静に考えるように努めましょう。コーヒーやお茶などを飲んで一息ついたり、自分の気持ちを落ち着ける方法をトライします。落ち着いてきたら、この異動でのメリットとデメリットから考えてみましょう。
異動することで、自分のスキルアップに繋がったり新しいことにチャレンジできる可能性があるのであれば、辞める必要はないでしょう。しかし、現状よりも仕事の質が落ちたり評判の悪い部署だったりなど、自分にとってプラスになることが無いと思うのであれば、辞めることもいい選択になります。
会社内で異動後にストレスが多くて辞めたい時は
異動先でうまくいかずに、会社を辞めたくなることもあります。その時は、どのようなストレスがかかっていたのか、原因を考える必要があります。
人は、新しい環境に慣れるまで時間がかかるものです。そのため異動先の新しい環境にすぐに馴染めないのは当然のことなのですが、異動が原因で体調にまで影響するのであれば、休養を取るか転職を考えるのもいいでしょう。
しかし、その体調不良の原因はいつまでも解決しそうにないことなのでしょうか。
異動後は、慣れない仕事であったり人間関係を構築することができないため、ストレスを感じやすいです。異動先での評価を下げたくないというプライドも、ストレスになる原因に繋がることもあります。
まずは新しい環境に慣れるまで、周りからの評価を気にしないで与えられた仕事を着実にこなしてみてはいかがでしょうか。慣れた頃には体調が回復していたり、転職の気持ちが薄らぐことがあります。乗り越えられたことも、今後の自信になりますね。
会社はなぜ人事異動をさせる?体調不良が続くからもう辞めたい
部署などの異動によって体調不良を引きおこしてしまい、このまま会社に残るか辞めるかを悩むという方もいらっしゃいます。会社としては、経営が維持できてより発展していけるように、人事異動をして体制の強化をしようとしています。しかし、一社員としてはなかなか実感がわかないものですね。
体調が悪化している時は、考え方や捉え方がネガティブになってしまいます。その時は新しいことを始める気力や体力が、なくなってしまっているケースが多いです。休暇が取れるのであれば、体調が回復するまで休養するのも選択の一つです。
体調が回復してくると、自然と気持ちも前向きになってきます。その時に自分が将来やりたいと思ったことや興味がある企業などが見つかったならば、会社を辞めることを決意する良いタイミングになるでしょう。
退職してから新しいことにチャレンジすることができて、前よりもイキイキとしながら仕事する人もたくさんいます。その活力を得るためにも、体調が悪い時やネガティブに考えてしまう時は少し冷静になって留まっておくといいでしょう。
会社からの異動命令は断れないの?
そもそも、突然言い渡される人事異動を断る事ができないものなのでしょうか。断る事ができるのであれば、異動通知がきても気持ちが楽になりますよね。しかし、基本的には『人事異動には拒否することができない』のです。
これは、“異動命令=業務命令”になるからです。上司などの管理職からの命令である以上、断ることはできません。しかし自分自身や家族内において異動を免除しなければならないと判断されるような事情がある場合は、考慮してくれる可能性もありますので、その場合は上司にかけあってみるといいでしょう。
そもそも人事異動というのは、組織全体が良くなるように考えられて行われます。その他にもさまざまな理由がありますが、人事異動はあなた一人だけではなく多くの人が対象となります。不満に感じる人が多いのですが、業務命令を断る選択肢はありません。
場合によっては異動命令が無効になる!?
企業には、さまざまな雇用形態の従業員がいます。正社員や契約社員、パートなどいますよね。異動命令は、この全ての従業員に言い渡すことはできません。労働契約において、業務上異動が必要(可能)であると認められる場合でなければなりません。
そのため、入社時に交わされる雇用契約で、“勤務地を限定”する趣旨が書かれている契約書に記載してある場合は、限定された勤務地以外への異動命令は無効となります。また、雇用契約の時に“業務の都合により異動を命じることがある”といった内容が盛り込まれていたとしても、次のような制約があります。
- 従業員の受け入れる範囲を著しく超えるような、不利益がある場合
- 異動命令に、業務上の必要性が存在しない場合
- 業務上の必要性がある場合でも、不当な動機や目的をもって行われた場合
この場合は、異動命令があまりにも理不尽だと認識できるため、無効とされる場合があります。