風邪をひいてるのにマスクをしない?マスクの効果を調査!
2018.5.8

風邪をひいているのに、マスクも着用せず咳をしている・・・これってマナー違反ですよね。
でも、マスクをしても100%予防はできないとも言われています。
風邪をひいてもマスクをしない人の心理とマスクの効果について調べてみました。
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この記事の目次
風邪をひいてもマスクはしない?予防のためにはつけるべきです
風邪予防のためにはマスクをつけた方が良いと言われていますが、その理由は2つあります。
まず1つ目は、飛沫感染を減らすためです。ウイルスはマスクをくぐりぬけてしまうから意味はないという意見もあるようですが、風邪やインフルエンザなどの菌は飛沫感染によって広がります。そのため、マスクをつけることによって口や鼻から菌が直接入ってこないように予防することができます。
100%予防することはできませんが、東京のような人が多いところではマスクをつけた方が良いでしょう。もしかしたら自分が菌を持っているかもしれません。そのためにもマスクは必要です。
そして2つ目は、保温保湿効果でウイルスを活性化させないためです。
マスクをしている人の中には、息苦しいからという理由で鼻を出している人もいますが、風邪予防のためには口も鼻もマスクで覆う方が効果があります。
ウイルスを侵入させないためには、口と鼻両方を覆うことが重要です。さらに、息が通る道をマスクで覆うことで、保温や保湿につながるのです。
風邪をひいているのにマスクもしない・・・社会人として失格です!
風邪をひいているのに、マスクもしない、咳をする時に手で押さえない・・・考えられないかもしれませんが、こんな人もいるようです。
マスクは風邪を予防するためのものですが、風邪をひいた時に自分の菌を周囲にばらまなかいようにする、という効果もあります。100%はムリだとしても、少しでも周りの人にうつさないように心がけるべきでしょう。
仕事が忙しい人なら、風邪をひいても休めない場合もあります。同じ会社で働く人に風邪をうつさないように配慮することは大切なことです。
実際に、風邪をひいてるのにマスクをしない人に風邪をうつされてしまい、会社を休む羽目になったという人もいます。うつされた人は年休も使うことになるし、迷惑以外の何物でもありません。
風邪をひいた時にはマスクをする、これは社会人として最低限のマナーです。会社内に風邪をひいているのにマスクをしない人がいるのであれば、上司に注意してもらいましょう。
風邪予防にマスクをしないのは損です!
風邪予防にマスクをしても隙間からウイルスが入るからしない・・・そんな人もいるでしょうが、隙間があったとしてもマスクをつけることでいろいろな効果があります。
人間ののどや鼻の粘膜には「線毛」があり、その働きによって異物を外に出す力を持っています。しかし、冬になると空気が乾燥します。そのため、線毛の働きが弱ってしまい、異物を外に出すことができず抵抗力が落ちるとも言われているのです。
しかし、マスクをつけることによって保温・保湿することができるので、線毛の働きを助けることができます。そのため、冬でも抵抗力を維持することができるのです。
さらに。マスクをつけることによって接触感染の予防になります。
風邪などの感染ルートは、手についてしまったウイルスが口や鼻などを通って体内に入る「接触感染」が多いのです。そのため、マスクをすることによって、自分の手が鼻や口に触れるのを防ぐことができます。
風邪予防のためには、うがい・手洗いを徹底しようと言われていますが、マスク着用することで効果が増します。自分の体は自分で守りましょう。
風邪が治って熱が下がっても、マスクは必要?
風邪をひいたけど熱も下がったし、あとは咳がおさまれば・・・そんな状態でも他の人に風邪がうつる可能性があります。
風邪の原因となる菌やウイルスには、潜伏期間があると言われています。のどや鼻などの粘膜から感染が始まり、実際に風邪の症状が出るまでには約3~7日かかることが多いのです。
もし潜伏期間の終わる頃(熱が出る直前)にウイルスをもらっていたとしたら、最初に発熱した人は治りかけですが、直前にウイルスをもらっていればこれから発熱する可能性があります。
熱が下がったとしても、咳が原因で風邪がうつってしまうということはありえるのです。もしかするとウイルスが残っているかもしれないのです。そして飛沫感染、空気感染によって周りの人に風邪がうつってしまうこともあります。
そうならないためにも、風邪をひいた時にはマスクを着用するようにしましょう。特に風邪で仕事を休んだ場合、熱が下がっても2~3日はマスクをしていた方が良いでしょう。
風邪予防のためのマスクの選び方!
マスクというと白いガーゼのものが主流でしたが、今では素材もデザインも豊富で選ぶのも楽しくなってきましたよね。
マスクを選ぶ時には、どういう目的で使うのかを考えましょう。ドラッグストアなどに行くと、風邪などのウイルス予防のものから花粉症予防のもの、女性用の美容マスクなどいろいろなものが並んでいます。
風邪やインフルエンザなどのウイルス対策のマスクで予防できるのは、空気感染と飛沫感染です。
しかし、インフルエンザのウイルスは非常に小さいため、残念ながら市販されているマスクでは通り抜けてしまうと言われています。
インフルエンザのウイルスは空気感染する可能性は低いので、飛沫感染を少しでも防ぐためのマスクということになります。マスクを購入する時には「ウイルス対策」などといった言葉が入っているものを選びましょう。
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