眼鏡の度数は弱めがいいってホント?度数の決め方を教えます!
2018.5.1

眼鏡の度数を決めるのって難しいですよね。
弱めの方がいいという意見があったり、遠くが見えた方がいいとも言われていたり・・・。
眼鏡の度数はどうやって決めるべきなのでしょうか?パターン別に考えてみましょう。
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この記事の目次
近視の人の眼鏡の度数が弱めの方がいいってホント?
近視の人の眼鏡の度数は弱めが良いという話、聞いたことはありませんか?
これ実は間違いです。お医者様に度数を弱めた方がいいと言われた場合は別ですが、度数が弱い眼鏡をかけていると、しっかり見ようとするためにより目に負担がかかるのです。そして目の疲労の原因になってしまうこともあります。正しく処方された眼鏡をかけることが大切です。
では、近視の人にとってどんなレンズが一番適しているのでしょうか?
遠くまでよく見えるレンズが良いと考えがちですが、適しているのは「よく見えるレンズ」です。そしてその中でも度数の低いレンズが使いやすい眼鏡となるのです。
近視の人が度数の強いレンズをつけてしまうと、近くを見る時に余計に調節(ピントを合わせる)する必要があります。その目の負担を軽減するため、低い度数のレンズを選んだほうが良いのです。
最近は眼鏡をかけている子供も増えてきましたが、子供の時は勉強するときだけかければいいと考えている人も多いようです。でもこれも間違いです。左右の視力が両方とも0.7以上ないと、勉強や運動の時に力を発揮することができないからです。左右の視力のどちらかが0.7ない場合はいつも眼鏡をかけるようにしましょう。
眼鏡の度数は強すぎるよりは弱めがいい?その理由とは?
眼鏡の度数は強すぎない方がいいと言われていますが、ではどのくらいの度数が目安になるのでしょうか?
ある眼科の先生は、夜に車の運転をする場合は遠くを見る必要があるので、両目で1.2まで見えるようにすることがあるといいます。
でも今の時代はパソコンやスマートフォンなど近くを見ることが多いので、上記のような事情がなければ、両目で1.0がちょうどよい度数だと言っています。
この数値、年齢によっての違いはないのでしょうか?若いうちはピントを合わせる調整力も高いため、遠くを見た直後にすぐ近いところを見ても、簡単にピントの切り替えができるようです。
この調整力が加齢とともに弱まってきます。だいたい40歳前後から近くのものが見えづらくなってきます。
そのため、見え方のバランスをチェックしながら、1.0よりもう少し見え方を弱める場合もあります。その方が目の疲れも予防できるといいます。
眼鏡をかけた時の違和感・・・度数が弱めでも強めでも要注意!
眼鏡が自分に合っていないかもしれない・・・そんなふうに感じたことはありませんか?そんな違和感は目だけではなく、体に負担をかけてしまうことにもなります。
例えば、度数の強い眼鏡を使用することにより、頭痛や肩こり、吐き気などの症状が現れる場合もあるのです。
基本的に近視の眼鏡は遠くのものを見やすくするためのものです。手元のものを見る時には、自分の調整力を使ってピントを合わせるようにします。
それが度数が強いことによって、より多くの調整力が必要になってしまうのです。このことが目の疲れや頭痛の原因になります。そしてひどくなってしまうと、手元が見えづらい、ピントを合わせることすらできなくなります。
眼鏡をかければ視力が良くなるわけではありません。あくまでも目の機能を補助するものです。自分に合った度数の眼鏡を使用するようにしましょう。
車の運転やパソコンを使う人の眼鏡の度数の決め方を教えます!
普段車の運転をする人が眼鏡をかける場合の度数はどのように決めればいいのでしょうか?
普段ならあまり遠くまで見ることはないかもしれませんが、車の運転をする人は必ず遠方の見え方のチェックが必要になります。
室内の視力表は5mが基本です。しかし、遠くがより見えやすい度数は違ってきます。遠くの景色だけを見るのではなく、遠方の看板の文字などの見え方を確認することが大切です。
そして昼間と夜間でも度数は違ってきます。夜運転することが多い人は、昼間の度数よりも強いものを作る人もいます。
お金はかかりますが、昼間用と夜間用で別々の眼鏡を作るのも良いでしょう。
仕事でパソコンを使うことが多い人は、画面などで近見視のチェックをしてみましょう。自分の使用しているパソコンの画面との距離でチェックするようにします。
30歳を過ぎてくると遠方用の眼鏡の度数では、パソコンなど近くのものを見ながらの仕事がきつくなる場合もあります。遠方用と近方用の両方の眼鏡を作った方が良い場合もあります。
パソコンを使用する人は距離感を考えて眼鏡の度数を決めよう!
近視と一言で言っても、程度も違えば、眼鏡の度数の強弱も違うでしょう。
最近はパソコンを使った仕事をしている人が多いと思いますが、パソコンを使用する時には、画面との距離にあった眼鏡をかけることが大切です。
度数が強めの近視用の眼鏡をかけていると、パソコンのような近距離の作業は辛くなってくることはありませんか?
まだ問題ないと思われる20代後半の人であっても、パソコンを使う場合には少し度数を落とした眼鏡を使用した方が目の疲労を和らげることができるといいます。参考にして下さい。
反対に老眼かも?と思い始めた人は、パターンに分けて考えるようにしましょう。
今まで近視用の眼鏡を使ってて、最近パソコンの画面が見えづらくなってきたという人は、遠近両用のレンズにしてみたり、近視の度数を弱めてみるのも一つの方法です。
今まで眼鏡を使用していなかった人は、すぐに老眼鏡にするのではなく、生活する上で問題が発生するようになってから老眼鏡を使用することにしても遅くはないでしょう。
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