集団が苦手に感じる人は…自分を知って苦手を克服しよう
2018.5.23

学校の中でも職場の中でも、毎日の生活の中で集団生活を避けることはできません。
しかし、集団やグループに属することが苦手と感じている方も意外に多いようです。
そのような苦手意識を克服するための方法をご紹介します。
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この記事の目次
集団が苦手と思う心理は?自分のタイプを知って苦手を克服
人が嫌いというわけでもないのに、どうも集団行動やグループでの行動が苦手、という方がいます。
自分に対して自信を持てず、必要以上に劣等感を感じている人は、集団になかなか馴染むことができないという人もいるでしょう。それとは、反対に積極的で何でも自分で物事を進めて行ける人の中にも集団が苦手と感じる方がいるようです。
積極的でポジティブに行動できる人というのは、無理に人に合わせるということをしなくても、自分のやりたいことを自由に行えます。
自分にとって、一番やりたいことを自由にできるのが楽しいと感じる人は、特別グループに所属しなくても一人でやっていけるのです。その人にとっては、一人でいることの方が都合が良いのです。
一方、消極的な人は、友達に嫌われるのではないかと、自分の気持ちをなかなか表現できないという人もいます。人の意見に流されやすく、周りの人にもいつも気を使って、人から自分がどう見られているか、というのもとても気にするタイプです。
このような人は、周りに気を使い過ぎて疲れてしまい、人付き合いが苦手と感じる人も多いのです。
苦手を克服…集団やグループに対する意識
◆自分を表見するのが苦手
何をしたいのか、どうしてほしいのか、自分の気持ちを表現するのが下手な人は、周囲の人からも「この人は何を考えているんだろう」と思われがちです。周りからはなかなか理解してもらえずに、孤立しやすくなってしまいます。
また、自分から言葉を発することも少ないので、当然コミュニケーションをとる機会も減り、周りからは「私と一緒にいてもつまらないのかな?」と誤解されてしまうのです。
◆自分の事をわかって欲しいという欲求が少ない
自分を表現するのが苦手という人には、そもそも自分を認めて欲しいという欲求が少ないことも上げられます。
本当の自分をわかってもらうのは、気を許したほんの数人で良い、みんなにそこまで心を開く必要はないと、心のどこかで思っているのかもしれません。
人は人、自分は自分という考え方が強く、集団でみんなと足並みを揃えるのに疲れてしまうのかもしれません。
集団が苦手を克服したい!人との距離の縮め方
【聞き上手を目指す】
おしゃべりが好きな人というのは、自分の話した内容に相手が興味を持ってくれると、さらに話したいという気持ちになるでしょう。
興味のない会話に無理に付き合うのは苦痛に感じることもあるでしょうが、多少は相手に合わせて上手く相槌を打てるようになると人との会話も楽しくなります。
1対1で気の合う友人を見つけられたら、そこからまた友人の輪が広がります。
【全員と仲良くなる必要はない】
自分の周りにいる人、全員と仲良くなると言うのは無理な話です。気の合う人もいれば、気の合わない人がいるのは当然のことです。
会社などの場合、仕事をする上でチームワークが必要なこともあるかもしれませんが、会社は仕事をする場所であって、仲良しグループを作る場所ではありません。
気の合わない人がいたとしても、仕事上だけのことと割り切って付き合う人が必要です。
同じ価値観や考えを持つ友人を探そう
学校や職場には、個性も趣味も考え方も全く違う人たちが集まります。
無理して人に合わせると、自分自身も辛くなるし、相手からも無理しているのを見透かされてしまいます。そのような状態を長く続けるのは無理ですよね。
自分の周りにいる考え方の近い人や、仕事に対して同じ意見を持っているような人となら自分を作らずに、本音で話ができるのではないでしょうか。
「仲間」や「同志」を作るのです。それは、一人であっても二人であっても構いません。本音を話せる友人、数人から始めましょう。
集団が苦手な人というのは、価値観の違う人と関わることを避ける傾向にあります。相手と共通の意見や考えがないから、相手にも本音が言えずに自分をごまかしてしまうのです。
今いる場所だけでなく、別のコミュニティにも目を向けて
人付き合いが苦手という方には、今いる場所以外にも別のコミュニティに参加する、という方法をおすすめします。
自分の居場所を一つだけではなく、他にも探しておくということは、ストレス軽減にも大変有効な手段です。
自分の居場所が一つしかないと、そこでの人間関係に行き詰ったときには、他に逃げ場所がなく、気持ちもふさぎ込んでしまいます。
学校や会社以外にも、習い事をしたり、地域のコミュニティに足を運んでみたり、今いる場所以外にリラックスできる場所を探しましょう。良い気分転換になり、気持ちもリフレッシュできます。
集団行動が苦手というと、悪いイメージを持ちがちですが、そうとも限りません。自分自身をしっかりと持ち、自立した人間とも言えるのです。
確かに、社会の中では集団でのチームワークで、大きな力を発揮できる場というのが多いのも事実です。自分の性格を知り、集団の中での自分にとって程よい距離感を持ち、生活していけるのがベストです。
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