子供が高熱でピクピクする!痙攣を起こしたときについて
2018.5.3

子供が熱を出したら心配で仕方がないですよね。
熱が高くなってくるとピクピクしたり幻覚が見えているかのような意味不明な事を口にしたり…。
そんな子供の高熱でピクピクした時の対処法などについてご紹介します。
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この記事の目次
子供の手足がピクピクするのは高熱が出る前触れ?
子供には平熱がないと言われていて、10歳から15歳頃まで平熱はないと考えられています。ですので、小学生の低学年の半分ほどが正常な時でも体温が37度を超えていたというような結果もあるようです。
子供の体温は周りの環境に左右されやすく運動をした後や食事の後には体温が上がったり、眠いときや疲れているだけでも体温が上昇します。
子供の発熱は37.5度を超えたらとされていますが、37.5度を超えても病気による発熱ではない場合もあります。例えば、うつ熱です。暑い日や暑い部屋などにいて体に熱がこもってしまった場合です。
病気による発熱ですと、急に熱が上がる前に悪寒の症状が現れることがあります。このような時は体温は高めなのに手足が冷たくなったり、反応が鈍くなったり、手足がピクピクしたりします。熱が上がりきると赤い顔になり手足も熱くなります。
子供が高熱でピクピクするのは大丈夫?
子供が熱を出すときにけいれんしてしまうことがあります。けいれんは熱を伴っている方が熱のないけいれんより良性と考えられます。
熱の伴ったけいれんを「熱性けいれん」と言います。3歳以下の子供の一部に見られるもので、てんかんになる事も言われますがほとんどが良性で心配のいらないことが多いです。また赤ちゃんが熱を出した時にピクピクするのはけいれんではないので心配ないですよ。
熱性けいれんは熱の上がり始める時に体全体でけいれんが起こります。3から5分ほどでおさまり意識もすぐに戻りますが、意識が戻ったからと安心せず必ず病院で診てもらうようにしましょう。
熱性けいれんはいろいろな病気が原因で起こっているのでその原因を調べることが大切ですよ。脳炎や髄膜炎などの可能性もありますので、必ず受診しましょうね!
子供が高熱でピクピク!熱性けいれんについて
子供が熱を出した時にピクピクするくらいなら大丈夫ですが、全身でけいれんを起こしてしまい、白目をむいて呼んでも答えずに唇がまっさおになってしまったら、このまま死んでしまうんではないかととても心配になると思います。しかし、長く続くときでもけいれんで死んでしまう事はありません。
けいれんを起こしたら落ち着いて症状をよく観察しましょう。けいれんが左右のどちらで起こっているのか、手足、顔などどこで起こっているのか、ピーンと伸びて固まっているのか、ガクガクと動いているのかなどしっかり観察しましょう。
全身のけいれんの原因には、熱性けいれんや泣き入りひきつけのようにあとに障害の残らないものと、てんかんやその他の病気の場合とが考えられます。けいれんを起こしたら熱があるのかを必ず確認しましょう。
38度以上の熱がある場合は脳に異常のあるものとないものがあり、異常がある場合はてんかんや髄膜炎の可能性があります。脳に異常がない場合は幼児期を過ぎると起こらなくなる熱性けいれんになり、けいれんを起こしたことのある子供の中でも一番多いです。
高熱でピクピク!子供がけいれん起こさないように薬を使おう!
熱性けいれんを起こすのは大体1回だけと言いますが、まれに一定の熱がでるとけいれんを起こす子供もいます。毎回熱が出るたびにけいれんしてしまうと、子供も辛いですし親も心配で仕方ないですよね。そんな時のためにけいれんを防止する薬があります。
熱性けいれんは熱が上がり始める時に起こります。ですので、熱の上がりそうな時37.5度を目安にけいれんを防止する薬を使うといいと言われています。
しかし、けいれんが起こる体温は子供によって違いがあるので自分の子供がどのくらいの熱でけいれんを起こすのかを知っておくといいですよ。
病気の判断をすることはできませんが自宅でなんとかなるのか病院に行くべきなのかなど親の判断が必要になることがあるのでどうするべきなのかを信頼できるお医者さんと相談しておくといいですよ。
子供が高熱でピクピクけいれんするときの対処法について
初めて熱性けいれんを起こしたときはとても驚き親は焦ると思います。そんな時に正しい対処ができるようにけいれんを起こしたときの対処法ややってはいけないことを知っておきましょう。
けいれんを起こしたときは意識があるかどうか優しく話しかけて確認しましょう。体をそっと横向きにしてけいれんがおさまるのを待って、どんなけいれんをおこしているのか観察しましょう。
左右対称なのかや体の一部分だけなのか、目の向きは上なのか下なのか、何分続いているのかなど細かく観察してくださいね!
けいれんが5分以内におさまって意識が戻る場合は診療時間に受診すればいいですが、けいれんが5分以上続くときや1時間以上たっても意識がはっきりしない時は救急車を呼びましょう。また24時間以内に再発するときも必ず受診するようにしてくださいね!
突然けいれんを起こしたときはびっくりして大きな声をだし子供を揺さぶって意識を戻そうとしてしまう方もいるかと思いますが、逆に危険になることもあるので注意しましょう。
また、口に何かをくわえさせようとするのもとても危険ですのでやめてくださいね。突然けいれんを起こしたらとても驚きますが、落ち着いて体をそっと横に向け様子をみるようにしてくださいね!
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