エアコンとストーブを使用する時の乾燥対策について
2018.5.24

あなたのご家庭ではエアコンとストーブどちらを使用していますか?
使用する際に乾燥対策はしていますか?加湿器を使用する時に、湿度計は何%にしていますか?
ここでは空気が乾燥する仕組みや、気になる乾燥対策をご紹介します。
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この記事の目次
エアコンVSストーブではどちらが乾燥しないの?
結論から言うと乾燥しないのは、ストーブと考えて良いでしょう。
ストーブには部屋全体をあたためてくれ、加湿もしてくれる役割があります。その理由には、燃料が燃え始めると水分が出て加湿と同じくらいの効果があると言われています。
私はエアコンも同じくらいの効果があると思い、元電気屋勤務の旦那に聞いてみるとそんな効果はないと言われたにも関わらず、旦那の意見に逆らい買ってみたところ・・・
購入したメーカーや機種にもよるのでしょうけど、まったく効果がありませんでした・・・
こうなると本末転倒で言い訳も何もできず、乾燥も防ぐことが出来ず旦那にも言い訳もできず、苦しい状態が続きます・・・
ストーブよりエアコンを使うと空気が乾燥する仕組みとは?
ストーブよりエアコンやを使うと空気が乾燥するには、いくつかの原因が考えられます。では、部屋が乾燥するメカニズムはどのようになっているのでしょうか?
○エアコンを使うと空気が乾燥する仕組みとは?
冬に暖房としてエアコンを使用すると、部屋の湿度計も下がるといわれており空気が乾燥してしまいます。空気には水分を含むことができる量が決まっていて、これを「飽和水蒸気量」と言います。
湿度は飽和水蒸気量が100%と考えた場合の、空気中に含まれている水分量のことを指します。この飽和水蒸気量が上昇していくと、気温が上がっていくのです。
私達が部屋が乾燥していると考えた時、水蒸気量で感じるのではなく一般的には喉が渇き、皮膚などの水分が蒸発し乾燥していると感じることで、部屋が乾燥していると気づきます。
つまり簡単に言うと、エアコンで部屋を温めることで水蒸気量が上昇し部屋の湿度計が下がり空気が乾燥するという、仕組みになっていることがわかります。
エアコンに限らず、空気を暖めるタイプの暖房器具は空気が温まっていくと自動的に湿度が低下すると言われているのです。
エアコンやストーブを使用する時に気軽にできる乾燥対策とは?
寒い季節になると暖房器具を使用することがありますが、加湿器がなくても簡単にできる乾燥対策があるのを知っていますか?
まずは、部屋に洗濯物を干すだけで加湿対策をすることができます。なんだか喉が痛いし、皮膚も乾燥してきた・・・なんて感じる時には是非試してみてはいかがでしょう。
しかし部屋干しだと干す場所や匂いが気になると言う方もいるかと思いますので、濡れたタオルを絞って、ハンガーなどにかけるだけでも乾燥を防いでくれますよ。
もっと簡単にできる方法は、コップや洗面器に水を入れておき蒸発したらまた水を足す方法。霧吹きなどで、部屋全体に水を行き渡らせ水をまく方法などです。
また小さなお子さんがいる家庭には不向きですが、ストーブの上に水の入った鍋や、やかんを置くだけでも、その蒸気で乾燥対策をすることができるのでおすすめですよ♪
乾燥が気になる時は加湿器を使用しよう!理想の湿度は何%?
エアコンやストーブの暖房器具を使用する時には、インフルエンザ防止の対策も含めて加湿器を使用すると部屋の乾燥も防ぐことができます。
ある研究の調査結果で、以下のようなことがわかりました。
インフルエンザの予防接種をしていても、部屋の湿度が20%の時には菌が活発に繁殖すると言われているのだそう。湿度が50%以上では死滅するので、部屋の湿度は予防のためにも湿度は40%以上がベストだと言われています。
今はエアコンに「保湿機能」がついたものもありますが、実はこの機能は「加湿機能」ではないのです。
エアコンについている保湿機能は、水蒸気の粒をより小さくして肌に吸収をさせると言うものがメインで、部屋の湿度を高める機能ではないとういうことなので、ほとんど意味がありません。
なので湿度計のついた加湿器があると、乾燥やインフルエンザ防止の対策もできるので一台家にあると、乾燥する季節は安心して生活することができます。
冬の暖房器具エアコンとストーブはどちらがおすすめ?
寒い冬の時期を暖かい暖房器具を使用する場合ってエアコンとストーブはどちらが良いのでしょうか?知ってるようで知らない?エアコンとストーブそれぞれの特徴ってどんな機能や役割をしてくれるのでしょうか?
また気になるのは部屋の乾燥対策はもちろんだけど、電気代や灯油代も気になるところ!それぞれの特徴をきちんと知ることで、電気代や灯油代は節約できるのでしょうか?
○エアコンの特徴や、電気代はどのくらい?
まずエアコンの特徴はリビングなどの広い空間や、全体をいち早く暖めたい場合に温風の循環で部屋を一気に暖めてくれます。
1時間あたりの電気代を見ると、エアコンは最少消費電力から最大になるまでの間が大きく、最大消費電力で運転する時間が長くなると電気代が高額になり、広い部屋を暖めようとして長時間使用した場合、電気代は高額になってしまうと言われています。
○ストーブの特徴や灯油代はどのくらい?
部屋全体を暖める能力が高いので、寒冷地での暖房器具にはおすすめで灯油代もその年の価格が安ければローコストで抑えることができる。
デメリットは、換気が必要なこと・結露に注意・タンクに灯油があるかをきちんと把握しておかなければならないことです。
自分の住んでいる地域によって使用する暖房器具に違いはありますが、それぞれの機能と特徴を抑えておけば、購入する時の目安にすることができますよ。
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