レタスとキャベツ、栄養分が高い野菜はどっち!?
2018.5.24

レタスとキャベツ。葉が丸く形状が似ているこの野菜たち。栄養面では、どちらの野菜の方が優れているのでしょうか?
この二つの野菜の栄養素と、食べ方について調べてみました。
シャキシャキレタスも美味しいですし、煮込んでクタクタになったキャベツも美味しいですよね。
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この記事の目次
【レタスとキャベツ】レタスの栄養について
◎レタスについて◎
レタスを食べると、シャリシャリしていて水っぽいと感じませんか?水っぽいのであまり栄養がないように感じますが、そんなことはありません!
レタスには私たちに必要なビタミン類やミネラル分をはじめ、食物繊維やカルシウムなどが含まれています。
レタスにはカロテンやクロロフィルなどの抗酸化作用が期待される成分が豊富に含まれています。これは免疫力を高める効果があると言われています。
免疫力を高める野菜と言えば緑黄色野菜ですが、淡色野菜のレタスにも免疫力を高めてくれる栄養素が含まれています。また、葉酸を多く含みますので、赤ちゃん待ちの女性や、プレママさんなどは意識的にレタスを食べるようにしましょうね。
レタスはみずみずしく、クセがないのでドレッシングや食べ合わせる食材で、どのような料理にも変化させやすく、食べやすいのが魅力です。
【レタスとキャベツ】キャベツの栄養について
◎キャベツについて◎
キャベツはメイン料理にも、付け合わせにもなる万能野菜ですよね。生で食べたり、煮込んだりして調理することもできますし、漬け込んでお漬物としても食します。
キャベツはビタミン類が豊富な葉物野菜です。代表成分に『ビタミンU』がありますね。これは『キャベジン』といわれ、胃酸の分泌を抑えて胃腸の粘膜を健康に保ったり、荒れた胃腸を修復する作用があると言われています。
ですから、とんかつなどの揚げ物の付け合わせには千切りキャベツが添えられているのですね。ビタミン類が豊富に含まれているキャベツですが、中でもビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは、体内でストレスから身を守ってくれる働きをします。ビタミンは熱に弱いので、キャベツを食べる時はできるだけ生で食べることをお勧めします。
レタスVSキャベツ 栄養値が高いのはどっち?
レタスとキャベツに含まれる栄養素を比較してみました。
レタスの栄養素(100g当り)
エネルギー 12キロカロリー
カルシウム 19mg
カリウム 200mg
マグネシウム 8mg
ビタミンC 5mg
ビタミンK 29mg
葉酸 73mg
カロテン 130mg
キャベツの栄養素(100g当り)
エネルギー 23キロカロリー
カルシウム 43mg
カリウム 200mg
マグネシウム 14mg
ビタミンC 41mg
ビタミンK 78mg
葉酸 78mg
カロテン 50mg
簡単に比較してみると、レタスよりもキャベツの方が、栄養素が高いと言えます。
もちろん、収穫する季節や品種によって栄養素は変わってきますし、生で食べるのか火を通して調理するのかにもよって栄養素は変わってきます。
それから、食べ合わせる食材によって、体内で吸収される栄養素は変わってきます。レタスもキャベツも、美味しくいただくことが何よりの栄養だと思います。
兄弟みたいなレタスとキャベツ。でも全くの他人です
スーパーの野菜売り場に並んでいるレタスとキャベツ。よく見てみると梱包のされ方に違いがあると思いませんか?
レタスはフィルム素材の袋状のものにふんわりと入っていて、キャベツはラップ素材のものでぴっちりと包まれていると思いませんか?
レタスをキャベツのようにぴっちりと包んでしまうと葉が折れて傷んでしまうからだそうです。キャベツは葉がしっかりと詰まり、密になっているのでラップでぴっちりと梱包することで水分を逃さず守っているようです。
確かに、レタスをぎゅうっと丸めてしまうと葉が折れたり、傷ついてしまいますよね。
また、見た目が同じなので、子どもはよくレタスとキャベツの見分けがつかずに、キャベツをレタスと言ったりしていますが、レタスはキク科でキャベツはアブラナ科の植物で兄弟でもなんでもない、全くの他人の間柄なのです。
たっぷり食べよう!レタスとキャベツ
レタスを食べるなら「サニーレタス」がお勧めです!ビタミンB群が多く、不溶性の食物繊維が豊富です。豚肉などのタンパク質と一緒に摂取すれば便秘解消の効果が期待できます。
また、ビタミンA・E・Cの三種類の抗酸化作用を持つビタミンを多く含んでいますので、活性酸素から身を守り、紫外線による攻撃による細胞の劣化を阻止してくれます。
レタスには美肌効果が期待できる作用があるようですね。夏はレタスをたくさん食べるようにしましょう!
千切りキャベツは歯応えもあり、まんぷく中枢を刺激してくれます。数年前に流行った「食前キャベツダイエット」を覚えていますか?
1/8玉の千切りキャベツを食前によく噛んで食べるとまんぷく中枢が刺激されて食事の食べ過ぎを防いでくれるというものです。
「キャベツでお腹いっぱい」毎食、毎食、食事の前にキャベツを食べるのはさすがに続けることが難しいと思います。一週間のうちに2,3食でも、食前キャベツをおこなえば、一週間の総摂取カロリーを抑えることができるかもしれません。
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