久しぶりに出したスーツがカビ臭い!実践して欲しいケアの仕方
2018.5.23

普段スーツを着ない方は、しばらくクローゼットの中にスーツが眠っていますよね。
いざ着ようと思って出したら、カビが生えていてとても臭い!
クリーニングに出さずに自宅でできる対処法や、カビが生えないようにするケアの仕方などをまとめました。
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この記事の目次
スーツからカビや生臭いにおいが…どうしてにおうの?
スーツの臭いが上着よりもズボンの方がキツイ場合や、夏物が臭ってしまう場合は、汗や皮脂などの身体のたんぱく質が原因となります。
ウール素材のスーツの場合は風合いが落ちるため、自宅での水洗いは絶対にしてはいけません。クリーニングに出す時は、「バイオクリーニング」で出すことをおすすめします。汗は水溶性の汚れなので、ドライクリーニングだけでは落とすことができないのです。
私達がスーツを臭いと感じる時は、汗や皮脂が酸化してしまっている状態です。皮脂汚れなどが酸化するには“2週間”がタイムリミットのようです。それまでに早めに汚れを落とすことで臭いを防いだり、スーツの風合いを損ねないで済むでしょう。
また、帰宅後にスーツに風を当てることで、臭いが発生しにくくなるようです。夏物が臭ってしまうのは、おそらく湿気の高さも影響しているでしょう。部屋の除湿に気を付けることで、カビ臭いにおいも付きづらくなりますよ。
スーツや衣類がカビ臭い!その原因は?
カビが生えてしまう原因には、やはり湿気が関係してきます。湿度が高くなる梅雨の時期から秋ごろまでは、カビが生えやすくなる時期だといえます。
しかし、カビは時期に関係なく生えるものなので、その時期はもちろんのこと、普段からカビ対策をする必要があります。カビが生えなければ『カビ臭』がしてくることがありません。
既にスーツや衣類からカビ臭がしているのなら、まずは臭いが取れるまで何度も洗濯と乾燥機や除湿機での乾燥を繰り返しましょう。それだけでは再びカビが生えてきてしまう恐れがあるため、カビの原因となる『湿気』を部屋の中に残さないようにすることが大切です。
リビングや寝室などを除湿するのはもちろんのこと、衣類を収納するクローゼットやタンス、収納ケースなどに湿気が残らないよう、除湿をする必要があります。
この時、除湿剤や除湿機を活用することをおすすめします。常に乾燥させておくことで、カビが生えず臭いが付くこともないでしょう。
スーツや衣類がカビ臭い時に自宅でできる対処法とは
スーツや衣類にカビが生えてしまった場合は、自宅にあるもので洗濯して落とすことができます。酸素系漂白剤はたんぱく質を溶かして落としてくれるので便利なのですが、手荒れを起こしてしまうので必ずゴム手袋を着用しましょう。また、洗濯表示をきちんと見て、漂白剤を使用できる衣類だけに行ってください。
まずは、洗濯機を回す前に予備洗いをして、カビを落とします。
<予備洗いで準備するもの>
- 酸素系漂白剤
- 容器(保温性が良いもの)
- お湯(40℃~50℃)
- ゴム手袋
<予備洗いの手順>
- 酸素系漂白剤10gを容器に入れ、1リットルのお湯を注ぎます。お湯の温度は、適温を超えないよう必ず守ってください。
- 酸素系漂白剤が溶けたら、カビ臭い衣類を浸します。お湯が冷めるまで、つけおきしておきましょう。
- お湯が冷めたらゴム手袋を着用して、カビがついたところや臭いが気になったところを念入りにもみ洗いします。
- 完全にカビが落ち切るまで、①~③を繰り返します。
カビや臭いが取れた後は、普通に他の衣類と一緒に洗濯機で1度洗いましょう。洗濯機が止まった後はすぐに洗濯槽から取り出し、日当たりや風通しの良い場所で衣類を干します。そのような干す場所が無い場合は、除湿機を使用するのもおすすめです。
クローゼット内のスーツや衣類にカビを付けさせないケア方法
あなたのクローゼットの中は、ハンガーにかけられたスーツや衣類が“ギュウギュウ詰め”になって入っていませんか?衣類を密着させすぎると、湿度を保たせる原因になります。衣類の間隔を適度にあけて、風の通りを良くすることが大切です。
また、クローゼットを閉めっぱなしにしていると、水分を逃がすことができず湿度が高くなってきます。天気の良い日や風通りが良い日などに、クローゼットの戸を開けて換気をしましょう。普段は除湿剤を入れておくのも効果的です。脱臭効果もある除湿剤も市販されているので、そのようなタイプがおすすめですよ。
うっかりやってしまうのが、クリーニングから戻ってきた衣類のビニールを取らずに保管してしまうことです。このビニールは保管用として付いているのではなく、業者が傷や汚れを付けさせないようにするために付いてきています。
ビニールにかぶせたままだと、衣類を痛めてしまったり湿気が溜まるので、必ず外して一度陰干しします。ほこりの付着が気になる方は、不織布のカバーに入れて保管するようにしましょう。
スーツの臭いが気になる!カビ以外の原因はある?
1.汗の臭い
スーツに汗を吸着すると、その汗から雑菌が繁殖して臭いが出る物質を作り出します。本来、汗は無臭なのですが、放置することによって雑菌が繁殖してしまいます。汗臭いスーツにしないためには、雑菌を繁殖させないように着用後は陰干しをするなどの工夫が必要です。
2.雨に濡れた臭い
雨に濡れてしまうと、鼻に衝く臭いがしてきます。ウール素材は元々獣の毛を使用しているため、水分が付くと動物臭のような臭いが強くなるようです。雨に濡れた場合はしっかりと乾かさないと、カビの原因となるので注意が必要です。
3.タバコや居酒屋などの臭い
スーツの繊維は臭いを吸収しやすいものとなっています。そのため、たばこや居酒屋などの臭いが移りやすいようです。どのような臭いも吸収してしまうため、電車で隣にいた女性の香水などが移ってしまうことも…。
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