肩こり・頭痛・手足のしびれは【3つの分類】から原因を追究!
2018.5.11

肩こりがひどいと日常生活にも影響が出てきてしまいます。
重度の肩こりがある人は頭痛や手足のしびれを感じてしまう人も…。
どうして肩こりになってしまうのか?肩こりの根本的な原因を知って、肩こり改善の近道をご紹介していきます!
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この記事の目次
肩こりで頭痛や手足のしびれを感じる時は、根本的な原因を探ろう!
~肩こりの原因~
肩こりの原因は?と聞かれれば、デスクワークや日々の家事が…と答える人はたくさんいますよね!
しかし、肩こりは、人が立つことができるようになり、歩き始めた頃から始まっているとされています。”頭”を支え、体全体でバランスを取って歩くという当たり前なことで、すでに肩こりは始まっているのです。
私達が表現している「こり」というのは、感じ方もそれぞれ違い、「痛い」「重い」「張り」「突っ張り」「違和感」「硬い」といった表現が全て【肩こり】という言葉で表されているのです。
先ほども”肩こりは人が歩き始めたころから始まっている”と説明しましたが、日頃4~5㎏ほどある頭を常に支えているので、周辺の筋肉は常に使われていて、緊張している状態になっています。
周辺の筋肉の緊張→筋肉疲労→血液の循環不良→筋肉の栄養不足→疲労蓄積→肩こりというメカニズムで肩こりは起こっているのです。
しかし、肩こりには
- 整形外科疾患によるもの
- 原因疾患が不明なもの
- それ以外の疾患によるもの
この3つの分類に分けられます。
そこで、これらの3つの分類とはどのようなものなのか?次で説明していきましょう。
肩こり、手足のしびれ、頭痛は”整形外科疾患”によるもの!?
肩こりの3つの分類【整形外科疾患】
頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨と繋がっている骨を一般的には【脊椎】と呼んでいます。その脊椎の中でも頭、首を支えている骨は”頸椎”(けいつい)と呼ばれる骨です。
頸椎に起こる病気は
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 頚椎症性脊髄症
- 頚椎症性神経根症
- 変形性頚椎症
- 肩関節周囲炎
など、数多くあります。
- これらの頸椎の疾患によるもので肩の筋肉に負荷がかかる。
- これらの頸椎の疾患により、神経を圧迫し、肩こりやしびれを伴う。
こういった場合に”整形外科疾患による肩こり”と言われているのです。
この病気を治療するためには薬物療法・理学療法・装具療法などあり、その他は外科的な手術といった方法で治療を進めていきます。
患者の年齢、その他に患っている病気、日常生活の支障など、さまざまなことから考えて治療方法を判断していきます。重度の肩こり、しびれを感じる時は頸椎の疾患も考えられるので整形外科を受診してみてください。
頭痛や手足のしびれ…肩こりが起こる原因が不明なものって?
肩こりの3つの分類【原因疾患が不明なもの】
肩こりは根本的な原因が不明なものの方が多いとされています。それらは、日々のストレスや運動不足、疲れからくるものだとされていますが、根本的な原因はやはり”周辺筋肉の緊張”がこりの原因なんです。
例えば、ストレスや運動不足でも何らか、体には影響を与えます。しかし、ストレスを無くしたからといって、運動不足を改善したからといったからといって肩こりが治るというワケでもないのです。
どうして肩こりが起こるのか、原因と思われる疾患もないという場合は筋肉の疲労という結果になります。その場合の肩こりの改善方法は筋肉をほぐしてあげることが一番の改善方法です。
ストレスを抱えているあなたでも!運動不足のあなたでも!体重増加してしまったあなたでも!肩こり改善法の体操などはたくさんネット上で出回っています。
そういったネットの情報を参考にして体操するのも一つの手ですが、首を回したり、腕を回したり、肩を回したりするだけでも肩の筋肉をほぐすことができます。肩の筋肉に血液を流してあげるようなイメージで行うと良いでしょう。
そういったことを日常生活の中でもこまめに行うのが肩こりの改善方法なのです。
内臓系に病気が隠れている!?肩こりを安易に考えてはいけない!
肩こりの3つの分類【それ以外の疾患によるもの】
肩こりって案外簡単に見られがちですが、肩こりで重篤な病気が隠れていることだってあるのです。
心臓・肺・肝臓・胃腸
この内臓系の病気が原因で肩こりを起こすことだってあります。
肩こりと同時に
- 手足のしびれ
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 発熱
- 関節の腫れ
- 体の冷え
- 全身のだるさ
を感じる方は、内科を受診しましょう。揉んで解消する肩こりは、問題はないです。
揉んでも解消されない肩こりは何か病気が隠れているかもしれません。単なる肩こりだからと言って安易に考えるのはやめましょう。
頭痛の原因を特定するのはとても難しい…そうゆう時は迷わず脳外科へ!
私も以前、仕事中に酷い頭痛が起きてしまい、上司に訴えたら「今すぐ脳外科に行きなさい」と言われ仕事を早退し、まっすぐ脳外科へ…。
いざ診察してもらい、問診で症状を訴えるとMRI検査をしますとのこと。もちろんMRI検査なんて初めてのことだったし、急に不安が押し寄せてきて
病気が見つかってしまったらどうしよう…万が一入院となれば、家族や子供達は大丈夫だろうか…MRIに入っている最中、ずっとそんな事ばかりが頭に浮かんでいました。
レントゲン撮影も終え、私の頭の中や頭の骨格のデータは全て先生の手元に…。不安で吐きそうになっていたところで名前が呼ばれ、診察室へ。
”レントゲン検査もMRI検査も異常なしです。””脳もとてもきれいですよ。”
その”脳がとてもきれい”という表現が私にはなく、少しわからない表現だったので笑ってしまったんです(笑)
しかし、先生は続けて説明してくれました。頭痛が起きる原因は原因不明なものが多いということ。その中でも肩こりによるものなのではないだろうか?
私は肩こりが重い方でした。子供に揉んでもらうだけでも痛みが走ってしまうくらい。しかしその痛みの後って解消された感じになってスッキリするので、力のない子供にも肩もみをしてもらっていたくらいなのです。
どうやらこの激しい頭痛の正体は肩こりではないのだろうか?と先生から言われ、とても納得したのを覚えています。
それから、頭痛がする時は肩がバキバキで悲鳴を上げているんだ!と思うようになり、ストレッチや自分でも軽く揉みほぐしてあげるようにしています。
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