猫が入れる部屋を制限する方法や留守中のゲージ使用について
2018.5.11

猫を室内飼いしている場合、家の中で入って欲しくない部屋もあるでしょう。
そこで、猫の入れる部屋を制限できるのか、しつけの方法などを調べました。
また、留守中は猫をゲージに入れた方が良いかどうかについてもまとめてみました。
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この記事の目次
猫が使う部屋を制限することは出来るの?
室内で飼っている猫の場合、家の中と家の外というレベルであれば猫もテリトリーの区別をしているでしょう。しかし、家の中の部屋でテリトリーを区別するのは難しいと思います。
人間はドアを境に部屋を区別できますが、猫はドアで区別していないでしょう。例えば、水がかかる、痛いことが起こるなど猫がその部屋に入ると嫌な事が起こると認識したら入らないようになるかもしれませんが、単純に言い聞かせて言うことを聞いてくれることはありません。
普段は入れないようにドアを閉めていても、人が開けた時に入ってしまうこともよくありますが、猫が自分でドアを開けて入ってしまうこともあります。
そのため、猫自身で部屋を区別させるようにしつけるよりも、猫が入らないように工夫した方が早いと思います。
入って欲しくない部屋があるならその部屋の前にゲートを付けて、ドアの開閉をしてもすぐに猫が出入り出来ない状況を作ります。自分でドアを開けられる猫なら、ドアノブやドアに工夫をして簡単にドアが開かないようにしましょう。
猫が入れる部屋を制限するためにどんなしつけをしたらいいの?
室内で猫を飼っている場合、入って欲しくない部屋や場所があると思います。猫が入れる部屋を制限して猫自身に覚えてもらうには、ポイントがふたつあります。
ポイント1:猫を絶対に入れないこと
猫に入って欲しくない部屋がある場合は、まずはその場所に猫を絶対に入れないでください。猫が直接出入りしないのはもちろん、人間が猫を抱きかかえた状態で入るのもしてはいけません。
ポイント2:猫に怖い場所だと思わせること
室内で飼っている猫は、家の中は自分のテリトリー内だと思っているでしょう。ですから、入ったことのない部屋でも入ろうとするはずです。そこで、この部屋は近づかない方が良いと思わせることが大切です。
例えば、入り口に踏むと大きな音がしたり、粘着テープなどで足がくっつくような仕掛けを置いたりするのです。猫が驚いて嫌がる事でこの部屋は怖い場所だと覚えれば、その部屋に近づこうとしなくなるでしょう。ただし、猫が怪我をする可能性のある仕掛けは置かないようにしてください。
留守中は猫部屋やゲージに入れて猫の行動を制限した方が良い?
猫1匹を部屋に残しておくのは不安な場合もあるでしょう。特に子猫の時や若くてまだまだやんちゃな時期は、留守中に好き勝手行動して帰ってきたら部屋がめちゃくちゃになっていることもあるでしょう。
部屋が散らかっただけなら良いですが、高いところから落ちてケガをしたり、落ちているものを飲み込んでしまったり、猫がケーブルを噛んで感電したり火事にでもなったら大変です。
まだ落ち着いて1匹で留守番が出来ないのであれば、ゲージに入れておくのも良いでしょう。ちなみに私は私が留守中でも安心して猫が過ごせる猫用の部屋を作っています。
その部屋の中には、トイレやご飯入れなどを置いていて、猫にとって危険になりうるものは極力置いていません。狭いゲージで長時間過ごすよりは、その方が良いと思います。
そして、落ち着いて1匹で留守番出来るようになったら好きな部屋で留守番してもらえばいいと思います。
猫が留守中に部屋を荒らす時は部屋を制限した方が良い?
かわいがっている猫が飼い主の留守中に部屋を荒らすことはありえることです。仕事から帰ってくると毎日部屋が散らかっていたら、嫌になってくる気持ちは分かります。
大き目でもゲージに入れて外出すれば部屋を荒らされる心配はありませんし簡単な方法ですが、猫にとってはどうでしょうか?
せっかくかわいがっている猫なのですから、ゲージに閉じ込めておくよりも猫が快適に暮らせる空間を考えたほうが良いと思います。
猫は狭い部屋でも狩猟本能を満足させる工夫のある部屋や安心できる部屋なら満足してくれるでしょう。
猫は上下運動が好きなので、キャットタワーを設置して、猫好みのおもちゃや猫用ベッドを用意しましょう。電池式で動くおもちゃや色々なベッドが売っているので飼い主が不在中でも快適に過ごせる空間づくりをしてください。そして、帰ってきたら一緒に遊んであげたりしましょう。
留守中にケージに入れるのは猫の安全を守るためでもある?
子猫や飼い始めたばかりの猫は、飼い主が留守になると部屋を自由に行動して暴れまわることもあります。猫が暴れると部屋が荒らされて散らかるだけでなく、猫にとっても危ない可能性があります。とくに子猫の場合は、飼い主が予想もつかないような行動をとったり、危険な事をしたりします。
そんな時は、留守中はゲージにいれて留守番させた方が良い場合もあります。ゲージの中なら暴れたとしても限界があるしケガなどのリスクも低くなります。
なお、やんちゃな子猫は飼い主がそばにいてもいなくても暴れることがあります。暴れるからといって常にゲージに入れておくのはやめてください。飼い主がいるときは出来るだけゲージから出して、留守番の時だけゲージに入れるように使い分けましょう。
ゲージが狭くて可哀想だと思う人もいるでしょうが、ゲージにもサイズやタイプなど様々あるので、猫に合ったゲージを選べば猫も快適に生活出来ます。
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