鍋に野菜を入れる順番ってあるの?美味しい鍋の作り方
2018.5.12

鍋に野菜を入れる順番はどうしたらいいのでしょうか?
冬の食べ物といえば、やっぱり鍋!入れる具材によっていろいろなダシが出て家庭の味を楽しむことができます。
体を温めて、野菜もたくさん食べられる鍋の作り方を紹介します。
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この記事の目次
鍋に野菜を入れる順番は決まっている?
美味しい寄せ鍋を作るには、具材を入れる順番が決め手です。
まずは白菜の芯部分、大根、にんじん、しらたき、ごぼうを鍋に入れましょう。それから火をつけてだしの味をしっかりしみ込ませましょう。火が通るのに時間がかかるものを先に入れるのがポイントです。
だしがフツフツと温まってきたら、しいたけやしめじ、エノキなどのキノコ類を入れましょう。火が通りすぎるとドロドロになってしまいます。
沸騰したら、一番火力が強そうな場所に豚肉を入れましょう。お肉を水のときから入れると鍋底にくっついてしまいます。
ココで灰汁を丁寧にとり除いてください。灰汁をとったら、白菜の葉部分、長ネギ、春菊、もやし、豆腐などを入れ火を弱めてださい。
最後に入れたお野菜が、しんなりしてきたら食べごろです。具材に火が通ったら煮詰まってしょっぱくなるのを防ぐため消してしまいましょう。温め直したいときや、野菜やお肉を足すときにまた火をつけてくださいね。
鍋に野菜を入れる順番で覚えておきたいこと
野菜を煮るときに覚えておきたいのが、水から入れたほうがいいのか、それともお湯に入れたほうがいいのかです。覚えやすいのは、地下で育つものは水から入れて地上で育つものはお湯からがいいかもしれません。
地上で育つ葉もの野菜は火が通りやすいのでお湯が沸いてからでじゅうぶんですね。急激に加熱することによって鮮やかな色になります。
葉ものを入れたら蓋はしないほうがいいでしょう。火が通りすぎて色が悪くなってしまいます。
地下で育つ根菜類は湯から煮てしまうと芯が残って表面が崩れる原因となります。ムラなく火を入れるには水から入れましょう。このときに、ぐつぐつ煮るのではなくゆるやかに火を通すことによって酵素が活性化し、甘みも増すそうです。
木綿豆腐を入れるときには白菜を入れるタイミングで入れて、絹豆腐を入れるときは葉ものを入れるタイミングでいれるといいですよ。
鍋に野菜を追加をするときは入れる順番よりも場所が重要!?
鍋料理は中心に近ければ近いほど火が通りやすいです。煮崩れしてしまう具材を中心に入れないようにしてください。
また、野菜をいっぺんに入れると鍋の温度が下がり灰汁が出やすくなるので少しずつ入れましょう。新しい具材を追加して入れるときは鍋の端からゆっくり入れましょう。白滝や春菊は肉を硬くする作用があるのを知っていますか?
ネギや椎茸など野菜でバリケードを作ってお肉を入れるといいでしょう。すき焼きのときなども同じようにすることでお肉がかたくなりません。
野菜を入れるときのタイミングは、好みもあるので味が染みたほうがいい、柔らかいのが好きであれば早めに入れてシャキシャキ感を残したいのであれば食べる直前に入れるといいでしょう。
鶏肉・魚などの、ダシが取れる具材は水から煮ましょう。肉や魚は、あらかじめ湯通ししておくと、うま味を逃すことなく美味しいダシになりますよ。
ついついやってしまうのが、延々と灰汁をとってしまうこと。これはうま味も取ってしまうのでホドホドにしましょう。
野菜がたっぷりの鍋で健康になろう!
冬になると、食べたくなるあったかお鍋ですがそのお鍋の効果を紹介します!
なんといっても鍋は体を温めてくれますよね。体を温めることにより血行が良くなり、基礎代謝が上がり冷え性や低体温症を改善してくれます。
鍋は栄養バランスが良く野菜がたくさんとれるのも嬉しいですよね。お味噌汁では、野菜を入れるといっても2~3種類ではないでしょうか?お鍋なら、かなりの種類の野菜をとることができます。また、色々な食材を使用するので幅広い栄養分がとれます。
いつもならあまり多く食べることのない野菜もカサが減るので野菜やきのこ類を一度にたくさんとることができますね。不足しがちな微量栄養素であるビタミンやミネラルを補うことができ、冷えている体を温めてくれる鍋。
冬だけでなく、クーラーで冷えてしまった体を温めるのにもいいかもしれませんね。生姜や唐辛子などを、少し入れるのもおすすめです。鍋をすることによって湿度があがり乾燥からも守ってくれます。
野菜をたくさん食べられる鍋の種類をご紹介!
鍋の定番「寄せ鍋」冬になると必ず、一回は食べる鍋ではないでしょうか?ダシの効いた煮汁に醤油、味噌などで味付けをする鍋の定番ですよね。
どんな具材を入れてもいいので、家庭の味が楽しめます。肉、魚介類、白菜、人参、きのこ類、豆腐、白滝などの他にウインナーや餃子なども合いますよ。トマトを丸々入れてもいいですね。
素材の味が生きる「水炊き」
水やダシで具材を煮て食べる鍋です。美味しい鶏肉が手に入ったときに作りたい鍋と言えますね。ポン酢、ゴマダレ、一風変わって中華タレもおススメです。
北海道の鍋と言えば「石狩鍋」
鍋のお魚の定番と言えばタラですが、石狩鍋は鮭を使います。具材も大根やジャガイモ、ゴボウなどの根菜を入れ味噌味のコクがある鍋になります。酒粕やバター、牛乳などを隠し味に加えることによってまろやかになりますよ。
大人の味の「キムチ鍋」
キムチを鍋に入れるのもいいですが、キムチ鍋の素もおすすめです。具材は白菜、ニラ、豚肉、魚介類、きのこ類、豆腐などが定番ですが、パクチーなど香草を入れるといいでしょう。刺激が強いので胃腸が弱っているときには控えてください。
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