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ネット?グロス?ビジネスでよく使われる金額表示の使い分けとは

2018.5.13

「見積書をネット金額で用意してくれる?」そんなことを上司に言われて、戸惑ってしまう新入社員も多いでしょう。

しかし、それはインターネットでの販売価格ではありませんよ!

ビジネスでは「ネット」と「グロス」と言葉を用いて、金額の計算を区別をするのです。

見積書に書いてある金額の意味の違いなどをご紹介いたします。

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ネットとグロスの意味が分からない!金額がどう違うの?

「利回りはグロスではなく、ネットで計上して出してくださいね。」

と言われても、何のことを言っているのかサッパリ分からない…。今更「グロスとネットってなんのことですか?」なんて聞くのは、恥ずかしく感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は意味や違いなどをご紹介いたします。

『ネット』は純量を、『グロス』は総量のことを意味します。これはゴルフのスコアなどにも用いられる用語で、スポーツをしている方には馴染みがある言葉になるのかもしれません。

分かりやすくお菓子で説明していきましょう。お菓子の正味量が『ネット』になります。お菓子の正味量と、包装材や乾燥剤などを全て含めたお菓子全体の総重量が『グロス』になります。数量単位的に言うと、「1グロス=12ダース」です。

商品を販売する時のグロス価格は、販売する時の手数料などの経費を付加した価格(売価)になり、ネット価格はグロス価格から手数料などを差し引いた価格(原価)として表現されることが多いです。

しかし、ビジネスにおいて使用される『ネット』と『グロス』は、その会社によって使い方が違うので、分からない時は上司や先輩に確認するほうが良いでしょう。

見積書にネット金額やグロス金額と書いてある…この違いは?

家を建て替える時などの解体工事の見積書には『NET(ネット)金額』などと書かれている場合があります。このネット金額には業者によって解釈が異なるために、厳密な定義がありません。しかし、大きく分けると下記の3つに解釈することができます。

①手数料や仲介料が加算されていない価格
②「ここまでは値引き可能です」というような、最大割引後の価格
③値引きをして、手数料などを加算した最終価格

このネット金額と対になるのが『GROSS(グロス)金額』になります。グロス金額とは、通常の解体価格に手数料や仲介料、税金などが加算された“総金額”となります。

どちらの表記の見積もりは、本来業者間でやり取りする際に使われる用語のため、依頼者へ渡す見積もりに使われることはありません。しかし下請け工事を主に行っている業者は、このような表記で依頼者への見積もりを作成することは珍しくないでしょう。

また、解体工事をする依頼主に対して、最初はグロス金額の見積もりを渡すことが多いようです。見積もりを手にした時は、どのくらい値引きが可能か価格交渉をすることをおすすめします。

ネットやグロスという用語や金額表示は建築関係の会社に多い!

例えば住宅修繕の見積もりで、グロス金額が100万円、ネットのパーセンテージが65%の場合はネット金額が65万円となります。この時施工を委託された業者は、見積書を施工主に100万円、材料などの仕入れ業者に65万円として渡します。

材料などを販売する業者は、施工を委託された業者に対して見積書を提出する時は、やはりネット金額に利益を上乗せしたグロス金額で提出する必要があるでしょう。世間的な相場価格を考えて、グロス金額が異なる2種類の見積書を用意しておくといいです。

世間的な相場価格は、建築積算表などを使用して算出していきます。業種によってネットのパーセンテージの相場が異なるため、その点に注意して作成していかなければなりません。

広告ビジネスで使われるネット建てとグロス建ての違いは?

『グロス建て価格』というものは、日本の広告ビジネスが確立され始めた明治時代から現在に至るまで採用されてきている考え方になります。『ネット建て価格』との相違点は、その算出方法などになります。媒体会社、広告会社、広告主の3つの立場から、算出方法は異なります。

<グロス建て価格>
あらかじめ媒体社が広告主に対して「広告掲載料金表」と、広告会社の「取扱手数料」を定めて算出する考え方。

<ネット建て価格>
媒体会社は広告主に対して、「広告掲載料金表」と広告会社の「取扱手数料」を定めずに、広告会社へ卸価格(ネット)のみを定める考え方。広告会社は手数料を上乗せした価格を、広告主に提示する。

広告業界の古い歴史から考えると、広告会社が得る媒体取扱い手数料は、『広告主』からではなく『媒体社』から受け取るものでした。

しかし、この取扱手数料を『媒体社』から受け取る考え方は、現代の広告会社が「広告主へのサービス提供をする」という問題を抱えさせてしまっています。

広告会社と広告主、どちらの立場から見ても若干ズレが生じてきていることは否定できないようです。

ネットやグロスの表現は、身近なところにもある

「Net(ネット)」や「Gross(グロス)」という英語が、普段の生活にも使われることが多くなってきています。グロスは「全体」のことを意味し、ネットは「実質」というような意味を持ちます。

給料についても、ネットとグロスで説明することができます。基本給や交通費などを含めた総支給金額(額面)を「グロス」、所得税や社会保険料などを控除した手取り金額を「ネット」と表現します。

また、不動産会社では賃貸オフィスの面積を表す時によく使われます。「グロス面積」は契約する部屋の面積に、トイレや給湯室、廊下からエレベーターホールまでの共有スペースを含めた面積となります。また、「ネット面積」はテナントが専有できる契約する部屋の面積となります。

そのため、「グロス面積」と「ネット面積」の物件を比較した場合で、同じ面積で同じ賃貸料の物件の場合は、「ネット面積」の物件の方が専有できるスペースが広いということがわかります。

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