子供が高校受験に落ちたら、親がかけるべき言葉とは!
2018.10.10

子供が高校受験を!もし落ちた時には親はどう対処したらよいのでしょうか?また子供にかけるべき言葉とは?
これから高校受験を控えるお子さんをもつ、親御さんにとっては気になるところですよね。
間違った言葉をかけてしまうと、これからの子供との信頼関係が変わってしまう可能性もあります。まずは一番つらいのは誰なのかを考えることから始めてください。
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この記事の目次
子供が高校受験で落ちた時、親がまずする事とは
子どもが高校受験に落ちたら、親はどのように接すれば良いのでしょうか。落ち込む子どもに対して、なんと声をかけるべきか悩む親は多いと思います。
まず1番に考えるべきことは、子どもの気持ちです。高校受験に落ちて1番ショックを受けているのは他でもない子ども自身だということを忘れてはいけません。
最初の接し方を間違えてしまうと子どもが親に対し心を閉ざしてしまう可能性もあります。親の気持ちの押し付けだと子どもに誤解されてしまわないような言動を取りましょう。
そのために大切なのは、子どもの心に寄り添うことです。まずは子どもの気持ちを聞き出したり、想像して共感するところからがスタートです。子どもの「あんなに頑張ったのに」「辛い」「周囲に報告するのが恥ずかしい」という気持ちを理解しましょう。そして「良く頑張ったよ」「辛いね」などの言葉をかけてあげてください。
1番良くないのは親が子どもの気持ちを励まそうとしてがむしゃらに「来年頑張ろう!」「今は落ち込んでも仕方ない!」と鼓舞することです。
子どもが親との気持ちの温度差を感じて余計にやる気を失わないように、まずは落ち込ませてあげましょう。そうすればきっと自力で立ち直って前を向けるようになるはずです。
高校受験に子供が落ちた後、親は今後を考える必要があります
高校受験に落ちた場合、親は今後どうするか考える必要が出てきます。それもなるべく早急にです。ですが落ち込んでいる子どもに無理に選択を急かしたり、親が子どもの意見を聞かずに進路を決定するのは良くありません。あくまで子ども自身がどうしたいかを考えるサポートをするくらいの気持ちでいましょう。
具体的な今後の進路選択としては以下のようなものがあります。
高校受験に落ちた後の進路選択
- 私立に落ちた場合
その後に受験する公立の受験校を変更するべきかどうか決めます。 - 私立には合格したが公立に落ちた場合
合格した私立があるなら、どの私立に通うのかを決めます。 - 公立にも私立にも落ちた場合
2次募集を受けるかどうか決めます。2時募集を受ける場合、高校の進路担当教師と相談して受験高校を決めると良いでしょう。 - 2次募集にも落ちた場合
通信制や定時制の高校に通うかどうか決めます。通信制や定時制を選択しないのなら、もう1年浪人して高校受験を受けるか、もしくは就職です。
では子供は高校受験に落ちた時、親にどうして欲しいのか
高校受験に落ちた子どもが親に求めていることは何なのでしょうか。結論から言うと「放っておいてほしい」というのが本音でしょう。
1番してはいけないことは、子どもの感情そっちのけで激励したり、親が必要以上に落ち込んだり、子どもに説教を垂れることです。
親だって今まで一生懸命頑張ってきましたよね。夜遅く子どもに夜食を作ってあげたり、子どもの勉強の効率が良くなる食事などを調べて作ったり、塾に通わせるために必死で働いたりもしたでしょう。ですがやっぱり1番頑張って、1番落ち込んでいるのは子ども本人です。
高校受験に落ちたショックに追い討ちをかける言動を、無意識に取ってしまわないように子どもの気持ちを1番に考えて接してあげましょう。放っておけば子どもは自分で気持ちを整理して立ち直ります。辛いでしょうが、子どもを信頼して待ってあげましょう。
子供と一緒に親が落ち込まないようにイメージをする事も重要
高校受験に落ちた場合、子どもの心に寄り添って辛い気持ちに共感してあげることの大切さを先ほどご説明しました。しかしこれは子どもと一緒になって落ち込んでほしいという意味ではありません。親が子どもに共感し過ぎて、いつまでも一緒に落ち込んだままだと逆に子どもに追い討ちをかけることになってしまうからです。
そうならないためには、親は事前に子どもが高校受験に落ちたときのイメージを持っておくことが大切です。子どもが高校受験に落ちたら、親自身はどう感じるか想像してみましょう。その心の準備をしておくことで、子どもが実際に高校受験に落ちたときにも親が必要以上に落ち込まずに済むでしょう。
若いうちに挫折を経験するのは悪いことではありません。これから何十年とある人生、高校受験に落ちたくらいでその後の人生が決まるわけでもありません。全て貴重な経験だと前向きに捉えて、子どもの成長を見守ってあげましょう。
高校受験に落ちた場合の事を子供と話し合いをする親もいます
中には、高校受験に落ちたときのことについて事前に親と子どもが話し合うという家庭もあります。
話し合うことで、「合否よりも悔いが残らないように努力することこそが大切」「必死で頑張った結果の不合格なら仕方ない」というような、親としての気持ちを事前に伝えることができます。高校受験に落ちたとき、きっと子どもはそれらの言葉を思い出してくれるでしょう。
また、落ちたときに子どもに残されている選択肢を事前に確認しておくことによって、その後の判断が迅速にできます。一生懸命勉強することも大切ですが、こういった先を見据えた話し合いの場を設けることも大切かもしれません。