牛革財布を長持ちさせるお手入れ方法を解説!
2018.8.26

牛革財布は、使い続けるほど味のある風合いが出るのが魅力の一つです。
ずっと使い続けたい牛革財布ですが、長持ちさせるにはそれなりのお手入れが必須になります。
どんな手入れが必要なのでしょうか。
革財布を手に取ったその日からお手入れをすること大切です。
また、男性はよくお尻のポケットに財布を入れてしまいますが、長持ちさせたいのであればやめましょう。
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この記事の目次
牛革の財布を長持ちさせたいなら最初が肝心!最初のお手入れとは?
牛革製品は使用すれば使用するほど、味が出ることが人気の1つですが、水に弱かったりして長く使用できない状態になってしまう事もあります。
せっかくなら長持ちさせましょう。
牛革製品を長持ちさせる方法
- デリケートクリームで栄養を与えて保湿する
- 防水スプレーで水分から守る
デリケートクリームは、牛革の財布やバッグ、ソファーなどに栄養を与えて保湿し、乾燥して痛んでしまう事を防いでくれます。
革表面に保護してくれる膜で覆い、細かい傷を防いでくれる事も可能になりますので、長く大切に使用したいのであればお手入れに加えてあげてみてください。
無色で色を気にせずに使用が可能です。
牛革にも種類がありますし、デリケートクリームにも種類がありますので、いきなり塗りはじめてしまう前に目立たないところで大丈夫か試してみましょう。
その革やクリームによっては色が落ちてしまったりシミになる可能性もあるので注意しましょう。
クリームの使い方
- 柔らかい革用のクロスにほんの少しだけクリームをとる
- 薄く広げていく
- 乾かす
すぐに吸収されていくと思いますが、全体に塗ったら少し乾かしましょう。
牛革財布を長持ちさせる普段のお手入れ方法とは?
普段お手入れする際には、できるだけ革製品用のクロスを使用しましょう。
もしも専用のクロスがなければ、子供の肌着のような綿100パーセントの柔らかい布をカットして代わりに使用する事も可能です。
牛革財布の普段のお手入れ方法
- 柔らかい布で全体的に優しく拭く
表面を撫でるような感じで優しく拭きましょう。
表面についている皮脂や手垢、化粧品や外気の汚れなど取り除きます。 - 保革オイルをなじませる
綿100パーセントの柔らかい布に、保革オイルを少しだけとって、革製品に全体的に薄くなじませるように優しく軽く均一に拭いていきましょう。 - 保革クリームをなじませる
クリームを使う時も、柔らかい綿100パーセントの布に少しだけとり、全体に薄くなじませるように優しく均一になるように伸ばしていきます。 - 防水スプレーを使用する
水分や汚れを防ぐために防水スプレーをかけましょう。
必ず30センチ程離して全体的に均一にかけないと、シミやムラの原因になってしまいます。 - 乾かしてから乾いた柔らかいキレイな布で拭く
風が通るような室内で30分位乾かしてから、キレイな綿100パーセントの柔らかい布で全体の余分な油分やスプレーの成分を拭きとって仕上げましょう。
牛革財布を長持ちさせたいならヒップポケットに入れるのはダメ!
財布を長く大切に使用する事を考えると、汚れないようにする事が大切です。
もしも汚れないように気をつけていても、万が一の時があるかもしれません。
そのような時にすぐに対処する事で少しでもキレイに長持ちさせましょう。
汚れてしまえばその分革製品は痛んでしまいやすくなっていきます。
なので普段の習慣にも気をつけましょう。
牛革財布を長持ちさせるために気をつけること
- ヒップポケットに入れない
ヒップポケットに入れてしまうと、お財布の形が変わってしまったり中に入っているカードまで変形してしまいます。
革の製品はデリケートですので、傷みの原因になってしまうヒップポケットに入れる事は避けましょう。
汚れがこびりついてしまうと、お手入れをする時に余分な圧がかかり傷みの原因になります。
普段からこまめに柔らかい布で乾拭きしましょう。
牛革財布のメリット・デメリットは?
牛革製品はとても優秀で人気がありますが、良い面も悪い面もあります。
●メリット
- 使用していくほど、その革独自の風合いが出て味がでる
- 丈夫なために、破れてしまったりする事がない
- 高級な革も、お手ごろな価格の革もあり、自分に合わせて選べる
- 小さい傷がついてしまっても、お手入れで消えたり目立たなくなったりする
- ちゃんとしたお手入れをすれば、とても長い間使用できるほどの耐久性がある
●デメリット
- 水分に弱いために濡れてしまうとシミになる
- お手入れをしていないとどんどん汚れていく
- こまめにお手入れが必要
濡れないようにしたり、お手入れは必要になりますが、何ヶ月か1度位お手入れして、革専用の防水スプレーを使用していく事で、このようなデメリットは克服できます。
レザー製品には羊など色々ありますが、初心者でしたら牛革が無難でしょう。
牛革財布と馬革財布とでは何が違うの?
馬の革の特徴はどんな感じなのでしょうか。
●馬の革
馬はたくさん走ったりする運動量が多い動物ですので、脂肪が余分についている事が少なくて薄い皮で、軽くて柔らかいのが特徴です。
- 薄くて軽く柔らかい
牛革は厚みがあり硬さもあり、丈夫です。
しかし、もしも牛と同じ革の厚さで同じなめし、同じ仕上げ方をしたもので比べてしまうと、馬の革の方が強くなってきます。
軽くて柔らかく、薄さのわりには強い馬革は、インテリアやウェア、財布などに多く使われています。
馬革全体のホースレザーは、柔らかくて手に馴染みやすく、軽くて柔らかさがあり上品でしなやかです。
特になめす時に天然の植物性のなめし剤だけのホースヌメは、使用していくごとに風合いが出てあじが出てきます。
お尻の部分の硬い革であるコードバンという馬革は、同じ馬でも軽くて柔らかさのあるホースレザーより硬くハリがあります。
- 雑学