猫とうさぎの上手な同居方法!仲良くさせるコツと注意点
2018.8.27

家で違う種類のペットを飼っているという方も多いと思いますが、猫とうさぎの同居は可能なのでしょうか。
うさぎが猫に威嚇されたりしないのか、飼い主としても心配になりますよね。
猫とうさぎを一緒に飼う場合には、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。
どちらもかわいいペット。せっかくなら仲良くして欲しいですよね。飼い方のポイントをご紹介します。
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この記事の目次
猫とうさぎの同居…。どちらを先に飼ったかがポイント
猫とうさぎを一緒に飼うと、野生の頃の名残から猫がうさぎを襲ってしまうのではないかなどと心配される方も多いと思います。
ですがこれらはうさぎ以外の動物でも起こる可能性があることで、飼い主のしつけや襲われないような環境作りをしているかどうかがとても重要なのです。
ですので猫とうさぎを一緒に飼うことに特に問題はありません。
しかし猫とうさぎを一緒に飼う場合、一緒に飼う上での様々な適している条件がありますが、その中の一つで、うさぎが先に家に居たかということが大切なポイントとなります。
先に家で飼われている動物の方が優位な位置に立つため、うさぎが先に飼われている場合のほうが仲良くいくことが多いそうです。
またうさぎが先に飼われていると言っても元々の猫との相性が悪ければうまくいきません。
一緒に暮らしている中で、頻繁に喧嘩をしたり威嚇したりするようでしたら別々の部屋で離して飼うなどの対処をするようにしてあげましょう。
猫とうさぎの同居を始めるなら猫は子猫のうちがベスト
動物には「社会化期」という時期があり、猫の社会化期は生後3週間~1ヶ月程度と言われています。
この社会化期を一緒に過ごしていれば狩りの対象となりません。
ですのでこの時期である、子猫の間にうさぎと一緒に住ませることが大切です。
またうさぎはとてもストレスを感じやすく、ストレスがすぐに体調にあらわれてしまう動物です。
動物世界での狩りは食事のため以外にも遊びですることが当たり前のため、猫を満腹状態にしたからうさぎを狩らないとは限りません。
いつ襲われるかわからないうさぎのストレスは計り知れないものとなります。
そのため子猫のうちから一緒に過ごさせ慣れさせることが大切で、猫の性格にもよりますが成猫になってからの同居は、猫とうさぎの相性を見ながら慎重に進める必要があります。
猫とうさぎの同居で飼い主が気を付けたいポイント
うさぎと猫を一緒に住ませる上で重要なポイントが何点かありますのでご紹介します。
上記でも述べたように、猫は狩りをする動物で、うさぎはストレスを感じやすいとても怖がりな動物です。
そのためうさぎはいつ猫の狩りの対象となってしまうかわからず、猫と同じ空間に居ると不安を感じてしまいます。
うさぎに安心した生活を過ごさせてあげるためにも、うさぎ専用の部屋を作ってあげるようにしましょう。
また基本的にうさぎはゲージの中で飼うようにし、猫と対面させるときはお互いが落ち着いているときに飼い主がうさぎを抱えて猫と会わせるようにしましょう。
いきなりゲージから出して対面させてしまうと、猫に襲われてしまう可能性があるためゆっくりと時間をかけて会わせる必要があります。
うさぎと猫を慣れさせるためにはゆっくりのペースで
猫は必ず自分の縄張りをもつ動物です。
そのため自分の縄張りに侵入してきたうさぎを傷つけてしまうのです。
猫とうさぎを慣れさせるためには、ゆっくりと時間をかけてお互いを慣れさせる必要があります。
まずは3ヶ月程度時間をかけて慣れさせましょう。
1日中同じ空間に居させることは猫、うさぎ両方にとってとてもストレスとなってしまいます。
2~10分程度一緒に過ごさせることを1日2回程度を目安に繰り返していき、お互いが慣れてきたら時間を増やしていきましょう。
また猫は飼い主の大切にしているものは傷つけません。
そのため猫の目の前でうさぎのことを可愛がってあげることも良いでしょう。
ですがヤキモチを妬く猫も居ますので加減はほどほどにしましょう。
また先述したように猫には縄張りがありますので、可能であれば、外など猫の縄張り以外の広い場所で一緒に過ごさせると良いかもしれません。
ですが外には害虫などもたくさん居て病気や感染症にかかってしまうリスクもありますので、予防接種などは済ませて、脱走しないようにハーネスなどを利用するようにしましょう。
猫とうさぎを一緒に飼う時の注意点
猫とうさぎを一緒に飼う上では、猫の習性、うさぎの習性、お互いの性格等をよく理解した上で飼う必要があり、さまざまな注意点がありますのでご紹介します。
猫とうさぎを仲良く同居させる上で気をつけるべき注意点
猫同様にうさぎも縄張り意識の強い動物です
オス猫が発情期に自分のことをアピールしたり、自分の縄張りを主張する際に尿を吹きかけるスプレー行為をするように、うさぎも同様に自分の縄張りを強調したいときにスプレー行為をします。
また縄張り意識が強いため、自分の大切な縄張りに他のものが侵入することをとても嫌がります。
縄張りに侵入してきたものに対して、時には攻撃したり、体調を崩したりなどする可能性がありますのでうさぎの縄張りには猫を入れさせないようにしましょう。
猫の爪とぎ同様にうさぎも前歯をとぎます
猫は爪のお手入れとして、爪とぎをして長くなった爪を削ったりしますがうさぎも同様に前歯が伸びやすいためそのお手入れとして物をよく噛みます。
猫用のトイレ砂など小さく飲みこめてしまうものだと、飲み込んでしまう可能性があり、またコードなど噛みやすいものもすぐに噛んでしまう可能性がありますので、うさぎの噛みそうなもの、飲み込みそうなものはいたずらされないように対策をしておきましょう。
うさぎは草食動物で、猫は肉食動物、お互い全然種類の異なる動物で一見、一緒に飼うことは難しそうに思えますが、大切なポイントをおさえれば仲良く一緒に住ませることも可能です。
猫やうさぎの性格、環境などを慎重に考慮した上で、一緒に飼ってみるとまた違う癒しや楽しさがあるかもしれません。
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