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産休育休後に職場復帰しない選択をしても問題ないのか

2018.10.12

産休・育休制度は、職場復帰する前提で取得できるものですが、様々な事情で職場復帰しないで退職を選択してしまう人が多いのもまた事実です。

「制度の不正利用では?」「最初から辞めるつもりだったのでは?」といった批判する意見も耳にします。

産休・育休後に復帰しないで退職をしても本当に問題ないのでしょうか。退職届はいつ出すべき?

女性が直面する、産休・育休後の職場復帰についてまとめました。

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産休・育休後に復帰しないで退職をしても問題ないの?

仕事をしている女性がぶつかる壁の一つに出産があると思います。

結婚の時には、そのまま仕事を続けても特に支障は無いでしょう。
仕事の後に、家事をこなすのが大変になるなどの変化はありますが、相手は大人ですので、お互いに気を配って生活すればよいだけです。

しかし、出産となると少し違ってきますよね。
出産の間は休みを取らないわけには行きません。

産前の休暇は本人の請求によってとることになりますが、産後の休暇は法的に就業が出来ない状態ですので、強制休暇になります。

また、ある程度大きくなるまでは一緒に居たいと思ったら、育児休業の取得も考えるでしょう。

しかし、何かの理由で、どうしても復帰が難しくなる事もあります。
手当ても出ているし、退職が可能なのか心配になりますよね。

結論からいうと、育休明けでも復帰しないで退職することは可能です。

ですが、産休も育休も、どちらも会社への復帰が前提の制度です。
この制度で手当てがつくのも、会社への復帰を考慮しているからです。

ですから、産休や育休後に復帰しないのは、道徳的に問題があると考える人は多いのも事実です。

産休・育休を取ったけど職場復帰しないかも…。 退職届はいつ出すべき?

産休や育休を取得していたけど、何かの理由で復帰できなくなる場合もあり得ます。

例えば、赤ちゃんが病気だった場合などです。

どんなに正当な理由だったとしても、復帰できなくなったのでしたら、早めに上司に相談するのが道徳的には良いでしょう。

産休や育休は会社への復帰を見越しての制度なのです。
手当てもそれゆえに出ているのです。

復帰しなくなれば、他に人員を増やしたり移動する必要が出てくるかもしれません。
手配していた業務を取りやめることになるかもしれません。

周りに出来るだけ迷惑をかけないためには、早めに退職を申し出るべきです。

しかし、損得の話で行くと、退職を申し出た時点で産休や育休とそれに伴う手当ては打ち切られる可能性があるでしょう。

会社の規定には「引続き勤務する意思のある者」というような一文が明記されているでしょうから、法的にも問題なく利用不可と出来ます。

どちらを選択するかは、あなた次第です。
今後のお付き合いや道徳的なこと、手当ての事も含めて答えを出されるべきでしょう。

産休・育休後に職場復帰しない場合、失業保険は貰える?

産休・育休後に職場に復帰しない場合、退職することになります。
退職後には、通常の退職者と同じ手続きが行なわれます。

会社から離職票が届いたら、ハローワークへ手続きに行きましょう。

ただし、失業保険は仕事をしたいけど就業出来ていない人対して支給されます。
出産直後だったり、子育てに専念したいという方は、すぐに就業できる状態ではないため、失業保険の申請は出来ません。

ですが、そんなママのためにある制度が受給期間の延長です。

この延長を申請すると、最長3年は失業保険の受給を先送りに出来ます。
その為、少し落ち着いた頃から求職活動を行なえるのです。

退職後は、まずはこの延長の申請をハローワークで行ないましょう。

求職活動を始める時には、再度ハローワークへ足を運び、失業保険の受給申請を行ないます。

その後は、通常の退職者と同じ流れになります。

ハローワークでは受給申請の際に、子供の預け先などを聞かれる場合があります。
失業保険は、あくまでも働く意思があり、働ける状態だけど就業できていない人に与えられる手当てだからです。

子供の預け先などを確保してから、受給申請するのが無難です。

産休・育休後に職場復帰しないのはマナー違反?

産休や育休明けに職場復帰しないで退職することに対しては、賛否両論あります。

批判的な意見があるのは、手当てが支給されるためでしょう。

育児休業法は、原則として1歳未満の子どもを養育する労働者の男女に認められている権利なのです。
事業主に申請すると休みを取得できるように国が定めていて、休業中は雇用保険から「育児休業給付金」が支給されます。

その為、「職場復帰を理由に手当てを受けていたのに、職場復帰せずに退職するのは不正利用なのでは?」という声があるのも事実です。

また、何かの理由で職場復帰せずに退職することになっても育児休業給付金を返還したり、免除となった社会保険料を遡って支払う必要は無いというのも、不正利用を疑わせる理由でしょう。

もしかしたら、特別な理由無く、初めから手当を目的に産休や育休を申請して、休業後に退職される方もいらっしゃるのかもしれません。

そういう方はマナー違反と言われても仕方がないのかもしれません。

しかし、大半の人は仕方なく退職を選んでいるのではないでしょうか。
どうしても仕方のない理由で退職する事になって、申し訳なさを感じている人もたくさんいると思います。

そういう方が批判されないと良いなと思います。

産休・育休後に職場復帰しないのではなく出来なかったその裏事情

産休や育休後に職場復帰したくても、出来ずに退職した理由には「預け先がない」という事もあります。

昔に比べて仕事をする女性は増えてきました。
しかし、その女性が気持ちよく働ける環境はまだまだ整っていないといえるのではないでしょうか。

保育所の数もそれに当たります。
「待機児童」という言葉をよく耳にするようになりました。
働きたいので保育所に預けたいけど入れずに、待っている子供の数です。

少しずつ増えてはきていますが、まだまだ足りないのが現状でしょう。
妊娠中から保育園を探している人もかなりの数います。
中には妊娠前から探している人までいるのです。
これは、出産前に保育園を探しておかなくては、預けられない状況を物語っているのではないでしょうか。

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