金魚とメダカは一緒に混泳できる?注意点や混泳するポイント
2018.9.3

金魚とメダカのひとつの水槽に入れて一緒に混泳させてみたいと思ったことはありませんか?
では、金魚とメダカを同じ水槽に入れて一緒に混泳することは可能なのでしょうか?
また、金魚とメダカを一緒に混泳させるときは、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?
そこで、金魚とメダカは一緒に混泳するときの注意点や金魚やメダカを別の生体と混泳するときのポイントなどについてまとめてみました。
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この記事の目次
金魚とメダカは一緒に混泳してもいいの?
金魚とメダカの大きな違いは、大きさや寿命だと言えるでしょう。
金魚は20cmを越えるような品種もいます。
改良前が鮒だったということが関係あるようです。
寿命は10年を越えるものもいます。
メダカの場合だと、大きく成長しても4~5cmほどが一般的です。
寿命は自然の環境下だと、1年程度のものもいます。
飼育されている環境でも、2~4年とされていて、金魚との大きな違いがわかると思います。
このように大きさや寿命が大きく違う、金魚とメダカですが一緒に混泳させることは問題ないのでしょうか。
結論からすると、混泳させることは可能です。
水槽の広さや水量を気を付けてあげれば、それぞれが問題なく泳ぐことが出来ます。
メダカの方が体は小さいので、ストレスがかからないように広く泳げる環境作りが大切です。
また、餌にも注意が必要です。金魚の餌をメダカが、メダカの餌を金魚が食べることは出来ます。
しかし、餌の粒の大きさが重要です。
体が小さなメダカにとっては、金魚の餌はそのままだと大きくて上手に食べることが出来ません。
反対に、金魚にとってはメダカの餌では量が不十分なこともあります。
適量な餌の状況を、よく観察しながら与えることが大切です。
金魚とメダカを一緒に混泳させてみたら
金魚もメダカもお互いが、一緒に広々と泳ぐことが出来る環境を考えると、水槽は30cmくらいは必要かと思います。
小さな水槽だと、金魚がメダカをミジンコだと勘違いしてしまうことがあるようです。
メダカが逃げることが可能なだけのスペースは、確保してあげましょう。
メダカのストレスを考えると、一緒に混泳させるのは、あまり体の大きくない金魚がいいかと思います。
やはり最初は心配ですし、状況もわからないこともあるので自然と観察する時間が多くなるのではないでしょうか。
水草も多めに用意して、メダカが隠れることが出来る場所を作ってあげるのも必要かなという印象です。
また、餌も少し多めに与えておきましょう。
金魚がお腹を空かせていると、メダカを食べてしまうという危険性が出てきます。
きちんと金魚が満足出来るだけの餌を与えましょう。
金魚とメダカを一緒に混泳させるときの注意点
金魚とメダカを一緒に混泳させる上で、忘れてはならない注意点がいくつかあります。
混泳する金魚の体の大きさ
金魚の体が大きいと、メダカが食べられてしまう可能性は高くなります。
餌を十分に与えていても、食べた分成長して大きくなりますし、金魚は際限なく餌を食べてしまうのです。
少しでも空腹を感じると、近くにいるメダカにも危険が及ぶ可能性があるので、最初から小さめの金魚を選んだ方がいいですね。
メダカが隠れる場所
十分に注意をしていても、残念ながら金魚に食べられてしまうこともあります。
ずっと気を張った状態で過ごすと、メダカもストレスで弱ってしまいます。
弱ってしまうと、さらに狙われる可能性が高くなるのが魚の世界です。
メダカが安心して隠れることが出来る場所を、確保してあげましょう。
水草や、金魚が入ることが出来ないような狭い入り口などがいいでしょう。
金魚を空腹にさせない
金魚は空腹を感じると、メダカなど小さな魚を狙います。
メダカは金魚に比べると、動きが素早いのですが、金魚も空腹だと必死になってメダカを追いかけます。
そのような状況にさせないように、餌を少し多めに与えておくのもいいでしょう。
金魚はどうして混泳に気をつけないとならない?
金魚の特性として、口に入りそうなものはまずは試してみるということがあります。
砂でも餌でも、水草でもまずは一度チャレンジするのです。
そのため、体の小さなメダカのような魚は、ターゲットになる可能性が高いのです。
砂と口でツンツン食べているような光景、確かによく見るなという印象があります。
このような特性があったからなのですね。
金魚は体もどんどん大きく成長するので、最初は問題なく一緒に混泳していても、成長と共に難しい環境になることもあります。
さらに比較的長生きです。
平均寿命は10年くらいですが、長生きするものだと40年以上生きたものもいるというから驚きです。
やはり、出来るなら金魚は金魚、メダカはメダカとして飼育してあげるのがいいかと思います。
メダカを別の生体と混泳させるときのポイント
メダカと違う種類の生き物を一緒に混泳させる場合、水質や相性が重要です。
熱帯魚と混泳する場合は、どのようなことに気を付けなければならないのでしょう。
メダカは中性から弱アルカリ性の水質、5度から40度の水温が適切であり、どちらも非常に幅があります。
淡水魚の中でも強い品種だと言えるでしょう。
熱帯魚の大半が20度から30度の水温を適温としています。
水質や水温が合う熱帯魚と一緒に混泳させてあげましょう。
また、メダカに攻撃をしないような温厚な性格の熱帯魚を選んであげることも大切です。
攻撃的だったり、いつもちょっかいを出されるような環境になってしまうと、メダカは強いストレスを感じます。
ストレスはメダカが弱る原因になったり、病気を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。
他にもミナミヌマエビという小さいエビも、水槽内に付着しているコケを食べてくれたりして、メダカとの相性もいいですよ。
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