自分の声を録音して聞くと高い理由は?自分の声を好きになる方法
2018.9.13

自分の声を録音して聞いてみると、普段自分が聞いている声と違って違和感を感じることはありませんか?録音した声をなんだか高いと感じることもあります。
普段自分が聞いている声と録音した声が違うように感じるのは一体どうして?自分の声を好きになる方法は?
そこで今回は、録音した自分の声に違和感を感じる理由と、自分の声を好きになる方法についてお伝えします!
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この記事の目次
録音した自分の声が高いと感じるのはなぜ?
録音した自分の声を高いと感じるのはなぜなのでしょうか?
それは、自分と他人とでは、音の聞き方が違うからです。
自分が何かを言ったら、他の人は空気の振動で伝わってくる音(空気振動)を聞きます。
しかし、自分自身が発した声は、空気の振動だけではなく、骨に伝わってくる音(骨伝導)の音を聞きます。
ですので、自分の声を録音して聞くと、空気振動のみで聞くため、普段自分が聞いている骨伝導の音が無くなり、自分の声が高く感じるのです。
ヘッドフォンは、通常小さなスピーカーを耳に入れたり、当てたりするような使い方ですよね。
そんなヘッドフォンの中には、その形式だけではなく、骨伝導も利用したものもあります。耳だけではなく、骨にも音を伝えますので、周りの音がうるさくても、その騒音に邪魔されずに、音を聞くことができます。
録音した自分の声が高いのが嫌!声を変えることはできる?
「録音した自分の声が高いのが嫌!」
そう思っても、声を変えることはできるのでしょうか?
そもそも、人それぞれに声が違う理由から考えなくてはいけません。
よく背の高い人の声真似をする時は、声を低くこもった声を出し、逆に背の低い人の声真似をする時は、声を高くしますよね。
これは、声が体の大きさにも関係していることを、意識的、または無意識に感じているからです。
とはいえ、背が高い人でも声が高い人はいますし、背が低くても声が低い人もいますよね。
そういった場合は、遺伝や、声帯の大きさ、生活環境などが関わった場合に影響してくるからです。
ですので、自分の声を変えたいなと思った場合は、意識して声を作るようにしないと、本質的に声を変えるのは難しいと言えます。
自分の声が高い!録音して自分の声を聴くと本当の声がわかる
初めて録音された自分の声を聞いたら、「思いのほか高くてビックリした」なんて経験はよくありますよね。
ですので、歌手や声優など、声の仕事をしている人たちは、日頃から録音した自分の声を聞き、「もう少し高い声にしよう」「ここは、低い声でいこう」などと、日夜研究しています。
自分の中では良い声だと思っても、録音された声の方が、みんなに聞いてもらう「本当の声」と言えますので、客観的な立場になって、声の出し方を試行錯誤しているのです。
ご自身が歌手や声優など、プロの声の仕事をしていなくても、会議や接客などで声を出すことが多いのでしたら、時々自分の声を録音して、人が聞いたときに、どのように聞こえるか、確認してみるのも良いと思いますよ。
自分の声を好きなるための練習方法
自分の声を好きなるための練習方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
- 発声練習
変な声と思う基準は、それぞれですが、声量が不安定なために、聞き取りづらかったり、頼りない声になってしまうことがあります。
プロのような大きな声ではなくても、時々「あー」と声を出して、声帯を鍛え、安定させましょう。 - 録音する
発声練習しても、第三者から聞いたらどんな声なのかわかりませんよね。
スマホなどで録音して、自分の発声がどのくらいなのか聞いてみましょう。
最初は、恥ずかしくて聞きたくないかも知れませんが、何度も聞いていれば、慣れてきます。
自分の声を客観視してみましょう。 - 顔面体操
上手く声を出せない人の中に、声を出す時に、まったく表情を動かさない人がいます。
声は、喉から出しますが、同時に舌や唇の動きも大切です。
顔を洗った後や、テレビを見ている時など、いつでも良いので、顔の筋肉を動かし、良い滑舌が出来るようにしましょう。
自分の声を良い声にするにはお手本を見つけると良い
自分の声が好きではないということは、逆に好きな声があるということですよね。
自分の声を良い声にするにはお手本を見つけると良いですよ。
ですので、言ってしまえば、モノマネです。
とは言っても、本当にそっくりに真似を目指すのではなく、その良い声の人が、落ち着いてゆっくり話しているのであれば、それに近づけるように話せば良いのです。
また、特にモノマネをしたいという人がいない場合は、アナウンサーの声の出し方をお手本にしてみましょう。
アナウンサーは、声で情報を伝えるプロです。
研修の時に、自分にとってのベストな声の高さに調整されています。
「この人は自分と声質が近いな」と思ったら、そのアナウンサーの声の出し方に寄せてみましょう。
これは、歌を歌うときにも言えます。
自分は音痴だなと思っても、その歌の音階と歌っている人の歌い方に、出来るだけ近づければ、苦手な歌も好きになるかも知れません。
また、声は姿勢も影響されます。
猫背だったり、下を向いていると、こもって通らない声になりがちです。
良い声は、良い姿勢からと思って、声を出す時は、背筋を伸ばしてみましょう。
- 雑学