箸の使い方を子供に教える時に気をつけることとポイント!
2018.10.25

日本はお箸を使って食事をするのが主流ですね。正しい箸使いはできていますか?
また小さい子供に、箸の使い方を教えようと思っている時期ではありませんか?
箸の持ち方には、正しいもち方があります。そこで指の使い方を紹介します。
また、にぎり持ちやクロス持ちなど美しくない持ち方をしてませんか?
矯正箸を利用して正しい使い方を教える方法もありますよ。
選ぶポイントや、時期などについてまとめました。
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この記事の目次
正しい箸の使い方を知って子供にも正しく教えてあげましょう
間違った箸の持ち方を1度覚えるとなかなか直すには難しいので、箸の持ち始めに正しい箸の持ち方、使い方を子供に教えるのが理想です。
箸の持ち方が変で大人になってからコンプレックスな方も多くいるでしょう。
子供に同じ思いはさせたくありませんよね。
まず親が正しい箸の持ち方、使い方を習得しましょう。
正しい箸の持ち方
- 上の箸
鉛筆の持ち方と同じように親指、人差し指、中指で軽く持つ。 - 下の箸
薬指と親指で挟み薬指の第一関節で軽く支える。
正しい箸の使い方
人差し指と中指で上の箸を上下に動かす。
この時親指と薬指は下の箸を固定し、そのまま動かさない。
親が使い方が間違っているのに子供に正しい箸の使い方を教えても説得力がありませんので、まずは親がしっかり覚えてから子供に教えるようにしましょう。
子供にも大人にも多い、箸の間違った使い方の例です
- 鉛筆持ち
一般的に多い間違った箸の持ち方は、鉛筆持ちです。
下の箸が固定されず、また上の箸を人差し指だけで動かすため安定せずに、そのため食べ物を持ちやすいように手首をひねって箸を使うようになります。これは慣れてしまえば、それが当たり前に使うようになってしまいます。正しい使い方に戻すのには苦労し、そのまま箸を持つ人が多くいるのです。若い人はあまり箸の持ち方を気にする人は少ないかもしれませんが、年配の方は箸の持ち方を見てる人が多いので、すぐに気づかれ隠しようがありません。 - にぎり持ち
上の箸を薬指と小指で挟んだり、握ったまま持つ持ち方です。
スプーンやフォークを使い始めの子どものような感じで箸を持つ人もいます。
子供に多くいますが大人になってこの握り方の人がいてもまれでしょう。 - クロス持ち
食べ物を掴むときに箸を交差させるため箸が安定しにくく物によって食べ物が非常にとりにくく上手くつかめません。
そのため食べ物を箸で掴むというよりは、お皿の端に寄せてすくうように食べます。
子供に箸の使い方を教えるタイミングはいつ頃?
いつからという決まりはありませんが、2歳半~3歳にかけて子供が食べ物に興味をしめし、スプーン、フォークを自分で上手く持って食べれるようになったら次の箸のステップに進める人が多いようです。
子供に箸の使い方を教える時期の目安
- ピースサイン
ピースサイを覚えたての子供はピースを作るのに苦戦しますよね。
慣れてくると、写真を撮るときに瞬時にピースができるようになりますので、そうすると指を一本づつ動かせている証拠ともいえますので、箸デビューをしても問題ないでしょう。 - スプーンやフォーク
これらを下から握って持てるようになったり、3本の指で上から持てるようになると物もあまりこぼさなくなります。
この鉛筆持ちができるようになったら箸の使い方の覚えも早いでしょう。
箸を使って食べるのが早いからといっていいのではなく、より正しい持ち方、使い方を覚えさせることのほうが、重要です。
子供用の矯正箸の選び方について
日本人はご飯を食べる時、意識しなくても自然に箸を持つ事ができますが、実際には複雑な動きをしていて、子供の脳の発達にいいといわれています。
子供に箸を練習させるのは、子供用の練習箸がありますので、そちらを購入することをオススメします。
その練習箸にもタイプがありますので以下の項目に注意し子供にあったものを選んであげましょう。
- 長さ
あまり長すぎる箸を使うと子どもが使いやすいように手首を捻って箸を使う癖がついてしまいますので、気をつけましょう。 - 利き手
練習箸には右手用、左手用がありますので、利き手にあったものを選びましょう。 - ステップタイプ
練習箸にも、指を入れる丸い部分を外せるタイプのものがあります、練習箸にしか慣れていないと普通の箸を持ったときに持てない子もいますので、それを購入すると箸の練習はスムーズに行くでしょう。
子供に箸の使い方を教える時に気を付けて欲しいこと!
親は子供をしつけたいとき、親の思うようにいかなかったときなど、つい子供を叱りつけてしまいます。
ですが、それは子供のやる気や自信を大いになくしてしまうのです。
上手く箸が使えないのは子ども自身もわかっているはずで葛藤していることでしょう。
最悪、食欲をも減らしてしまう可能性もありますので子供の集中力や意欲に合わせた練習をしてあげることが理想です。
叱るのではなく、子供の意見に耳を傾けてあげることで子供も自信につながり、箸の正しい使い方の習得には近道かもしれませんね。
箸の持ち方、使い方が悪くて恥ずかしい事に気がつくのは大体の人は大人になってからでしょう。
自分のお子さんには同じ思いもさせないためにも子供のうちにきっちりと教えてあげる必要があるのです。
最初から上手く出来る子もいれば、そうでない子もいますので、子供の自尊心も傷つけないような対応を心がけていきましょう。
- ベビー/子育て