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いろいろと気を使う?小学校高学年の所見はこうやって書こう!

2018.10.27

小学校の教師の皆さんは、所見を書くことで頭が痛いこともあるでしょう。とくに高学年にもなると、いろいろとデリケートな面も出てくるはず。

親との距離感も難しい現代ですから、内容や文章には気を使うことも多いと思います。

通知表の所見をどう書けばいいのか悩んでいる先生たちが、少しでも子供にや親に気持ちを伝えつつ、スムーズに所見を書くためのヒントを集めました。

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小学校高学年への所見は掘り下げて丁寧に、ポジティブな内容を

生徒への所見は、基本的にはマイナス面はあまり載せず、あくまでポジティブな内容にすることが求められます。わかりやすく「~できるようになりました」と書く場合も、そこに至る努力の過程も書き出すことで、きちんと生徒の成長を見守っている姿勢を示すことができます。
小学校高学年ともなると、より具体的にできるようになった事柄を書く必要が出てきます。あっさり端的に書くのではなく、出来るだけ意図が伝わるように詳しく書きます。

例えば、苦手教科に対して、たとえ成績としては振るわなくても、授業中に熱心に質問して学びを深めようとする姿があれば、そこを切り取って努力を褒めてあげることも出来ます。

清掃の時間を取り上げるのなら、ただ綺麗に掃除できたことだけでなく、「皆が嫌がるような役回りも積極的にかって出て、より綺麗にしたいという気持ちが十分に伝わってきました」のように、生徒個人個人が際立っていた面を見つけてあげることが大切となります。

小学校高学年の所見は具体的に。読みやすい文章も必須

小学校高学年の生徒への所見では、あまりひとつの文章が長くなりすぎず、わかりやすく書くことも大事です。ただダラダラとエピソードを書くのではなく、普段は親が見ることのできない授業中の態度や、生徒間の関わり方について、より生徒の成長が感じられるような題材を選んで書くと良いでしょう。
「クラス委員を務め、クラスを一つにまとめました」だけでは、具体的にどんなことに取り組んで頑張ったのかという面が見えてきませんよね。

また、同じような語句を繰り返し使っていないか注意することも必要です。「取り組み」「姿」「立派」「態度」などはつい使いがちなので、あまり頻繁に使いすぎないようにしましょう。

文章の中に子供の名前を入れて書くことで、一人一人に合わせて書いてくれていると、より伝わりやすくなる効果があります。名前を入れるのであれば、所見の始まりか最後の一文に入れると良いでしょう。

型にはまらない所見を。小学校高学年では負の面も書くという意見

ここまでは、所見はあくまでポジティブな面を書く傾向にあるとお伝えしてきましたが、中には悪いことも同様に載せるべきだという意見もあります。
改善すべき点がある生徒に対しても、無理やり良い点だけを書くことで、生徒の両親と問題意識を共有するチャンスを逃してしまう恐れがあるという考えからです。

教師とは、教育者として生徒たちを正しい道に導いてやる手助けをする役目を担っています。実際には悪いことをしていても、所見でなにも触れずに良い点だけに触れたのでは、生徒の親も「自分の子は良いことをしている」と勘違いしたままになり、せっかく行いを正す機会をみすみす逃してしまいます。

小学校高学年ともなれば、ある程度の善悪の判断はつきます。あくまで「良いことは良い」「悪いことは悪い」という判断基準に基づき、偏った見方ではなく公平に教師から見た意見を伝えることも必要ではないでしょうか。

小学校高学年への所見。困ったらこのあたりに触れる

所見で触れることに悩んだら、こんな題材を選んでみてはどうでしょうか?

  • 給食について
    これは、3学期頃になってから初めて使えるネタですが、例えば苦手なメニューや食材がある子が、最初のうちは食べられずに残していたが、少しずつ食べられるようになり、今では残さず食べられるようになったという面から、苦手意識のある事柄にも意欲的に取り組む姿勢を評価してあげることに繋げることが出来ますね。
  • 清掃について
    ただ「丁寧に掃除していた」だけでは、とくに他の子との違いも感じられず、成長過程を伝えることが出来ません。「丁寧に掃除をする姿に触発されて、他の生徒たちも積極的に掃除に取り組むようになった」というように、周りにも良い影響を与えている点を書き添えることで、さらにやる気を伸ばしてあげることに繋がります。

小学校高学年への所見について、何が正解というものはありませんが、テンプレのように当たり障りない言葉を並べるのではなく、生徒一人一人のその先の成長の助けとなるような言葉で励ましてあげることを念頭に入れておきましょう。

小学校高学年の学習全般・生活所見に使える一言例

小学校高学年の所見に使える一言、授業態度について

  • 「苦手な教科に対しても積極的に取り組み、計画性を持って学習することが出来ました」
  • 「グループ学習では、自分の意見を積極的に発言出来るとともに、他の人の意見にもしっかりと耳を傾けることが出来ており、協調性も育まれていました」
  • 「とっさの判断力や柔軟な対応力が求められる場面でも、慌てることなく落ち着いて対応する姿がよく目につきました」
  • 「何事にも向上心をもって取り組むことができ、周りにも良い影響を与えています」

生活態度について

  • 「遅刻や忘れ物もなく、基本的な生活習慣がきちんと身についているようです」
  • 「友達に対しても思いやりや細やかな気遣いがあり、周りには笑顔が絶えません」
  • 「教室内で汚れた箇所を見つけると、ササッと拭いてくれたり、出しっぱなしになっているものも片付けておいてくれたりと、よく気が付きとても頼りになります」
  • 「授業の始まる時間や休み時間の終わる時間にも、つねに時間を意識してしっかりと学習の準備をすることが出来ます」

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