夕食を食べないと睡眠の質を上げられるという話について
2018.9.21

夕食を食べないプチ断食の話をたまに耳にします。
私も中年に差し掛かり、量を食べると言うよりも、質の良いものを少しだけ食べる生活を心がけるようにしています。
そうはいっても、夫婦で晩酌すると、ついついお酒がすすみなにかしらのアテを探しながら寝る寸前まで食べて呑むような毎日を過ごしております。…反省。
そんな時に、調子が悪く夕飯を摂らずに寝たことがありました。
すると、次の日にはスッキリと目覚めることができたのです。
多分、食べ物が体内になかったため、内臓をしっかり休めることができたのでは?と思い色々と調べてみるとやはり満腹状態では質の良い睡眠を取ることができないようです。
毎日は無理ですが、たまには夕飯を抜いてリセットしようと思いました!
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この記事の目次
夕食を食べないで寝ると、睡眠にどのような影響を与えるのでしょうか?
1日の中で夕食の時に1番の質や量をとっている人は多いと思います。
基礎代謝があるので、睡眠時間の中でもエネルギーの消費はされています。
しかし昼間と比べてしまえば消費量は少なくなってしまっています。
このような事からも、できるだけ早い時間のうちに夕食を済ませて、睡眠までに3時間以上を空けることで、寝ている間に負担をかけないようにしましょう。
睡眠と食事の関係はとても深いです。
消化をする際の胃の消化液は、主にタンパク質を分解するそうです。
もしも沢山の余分な炭水化物が胃に入ってきてしまえば、デンプン質がちゃんと消化されきれなくなってしまいます。
胃の先である小腸で、ブドウ糖までに消化されていくのですが、胃を通過するまでにも大変になってきます。
そして肉が入ってくると、消化するのが大変で、それが胃もたれの原因になるともいえます。
適量であればゆっくりと消化できるために、血糖値や吸収を急激に上げてしまう事もありませんが、睡眠直前では良くない理由があります。
睡眠時は内臓も緩やかなので、沢山の食べ物が入っているままだと睡眠を妨げてしまい熟睡できない状況になってしまいます。
夕食を食べないで眠るのは、睡眠にはよいこと?
睡眠の為に良い夕食のとり方
睡眠の3時間前までに食べ終わる
食べ物が身体の中に入って、胃腸の働きが落ちつくまでは、大体3時間程かかるといわれています。
なので、食事をとるさいには眠りに入る3時間前には食べ終わるようにしましょう。
脂肪分が多いお肉や揚げ物などは消化するのも時間が更に必要になります。
なので夕食に脂肪分が多い揚げ物などを食べ過ぎないようにしましょう。
そして、もし夜にどうしてもお腹が空いて我慢ができない時は、できるだけ消化のいい食べ物を選ぶようにしましょう。
仕事の関係で夜帰るのが遅かったりして、寝る3時間前に食事ができない人は間食をしましょう。
一気にたくさん食べてしまうのではなくて、間に間食をして、夜寝る時間近い時間帯は消化のいいスープなど軽めに食べるようにしましょう。
おなかいっぱいになると眠たくなりますよね。
お腹いっぱいになると「満腹ホルモン」と言われているレプチンが出ます。
そのレプチンが眠たくなる作用があるのです。
夕食を食べない生活を一ヶ月続けています!睡眠の質が上がった気がします!
夜遅くに食事をしてしまうと、寝ている間に様々なデメリットがあるようです。
睡眠の3時間前以内に食べてしまうデメリット
- 胃腸が休まらない
- 脳が休まらない
- 睡眠の質が下がる
- 疲れがとれない
寝ている時も胃腸は働かないといけなくなってしまうので、休む事ができなくなってしまいます。
胃腸がうまく働く事ができないと、血液が作れなくなってしまいます。
胃腸を休めてあげて、たくさんの良い血を作れるようにしてあげる事が大切になってきます。
胃は消化や吸収の時だけではなく、掃除をするために強く収縮する事があります。
お腹がなるのも、この掃除のときの音なので、お腹を掃除しているので食べないでと言う事だったのです。
次々と食べてしまえば、その胃が掃除をしてくれる時間もなくなったしまいます。
掃除がする時間がなければ、胃に食べ物のカスが残ってしまい汚れて、胃腸の働きも減ってしまい消化させる事が疎かになり、栄養吸収もできなくなってきます。
食べたものを消化し、血流の源をつくっている胃腸には夜の睡眠時間はとても大切になります。
寝ている間に胃腸はキレイになる事ができるのです。
スッキリ起きられないのは、寝る前の食事が関係している!?
朝起きる時やお昼前などに眠たくなってしまうのも、いい睡眠がとれていない事が原因である事が殆どです。
熟睡していたとしても、消化器官などは働いていると休める事がないです。
消化器官が働く事によって、血液の流れも消化器官に集中して、疲れをとりたい筋肉や脳に栄養が行き届きてくれない事になります。
熟睡しているつもりでも、寝る前の食事によって睡眠が浅くなってしまい疲れもとれない事が起きてしまっているのです。
なので、夕食が早めにとれないような環境であっても、できるだけ午前中だとしても早い時間のうちに栄養をとるようにしていく事をお勧めします。
身体が活発に動いてる時間だと消化もされやすいです。
睡眠の前にも栄養をとらないとエネルギーが間に合わないような運動量の多い生活をしていたりした場合、プロテインなども加えて摂取するという選択肢もあります。
可能であるかぎり、寝る直前に食べる事は止めて、夜遅めの時間は消化にいいものをえらび量を控えましょう。
朝と夜なら、夕飯を抜いたほうが健康的かも?
朝と夜、どちらかを食べないとしたら、どちらの方がいいのでしょうか。
もしもそれがダイエットを目的としていて、どちらかを選ぶのならば、夕食を食べない方がダイエットには効果が出る傾向はあります。
眠っている間に食べたものを身体に蓄えていく働きがあるからです。
起きている時にはそのような働きはしないのですが、眠っている間に、皮下脂肪やグリコーゲンとして蓄えていくのです。
そして朝、目が覚めた時に、その蓄えたものを活動していくエネルギーに使っていく事が行われていきます。
夜に食事を取らないでいれば、消化や吸収の働きも行われないので、少ない睡眠時間でも大丈夫になってきます。
スッキリと目も覚め、脳も冴えるといいます。
蓄えるものがないまま、エネルギーを使う事になるのでダイエットしやすくなります。
逆に言えば、太りたければ、眠る前に食事をたくさんとっていく生活をしていくと太りやすい身体にもなってきます。
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