【ドッグランのマナー】追いかける犬にしてしまうのは飼い主です!
2018.9.28

愛犬を思いっきり走らせて遊ばせてあげたい。そんな時に役に立つ施設が「ドッグラン」ですよね。
しかし、残念ながら飼い主のマナー違反が原因で追いかける犬や吠える犬がいる場合もあるといいます。
他の犬を追いかける犬は飼い主の責任?そんな犬にしないために必要なことは?
ドッグランを利用する飼い主に覚えておいて欲しい最低限のマナーについて説明します。
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この記事の目次
ドッグランで追いかける犬と逃げる犬、マナー違反はどっち?
普段は主に室内で飼われている犬たち。たまには自由に広い場所で思いっきり走らせてあげたくなりますよね。ドッグランではリードを付けずに自由に走り回れるため、追いかける犬や逃げ回る犬を目にすることもしばしば。逃げなければ追いかけられることもないのでしょうが、そこには犬なりの心理があるようです。
やはり、双方を比べてみても圧倒的に追いかける犬のほうに問題があるように思えますよね。ですが、実際にはとくにハッキリとどちらかが悪いという場合だけではないのです。
追いかけっこが始まるには、いくつかのパターンがあります。
- どちらからが遊びに誘い、その後追いかけたり追いかけられたりする
- 遊びに誘ったつもりなのに怖かったのか、うなり声を上げられて追いかけられる
- 初めて会った犬に対して挨拶しようと近づいたのに、嫌がられて逆に追いかけ回される
- 発情中のメスをオス達がいっせいに追いかけ回す
- どちらかが嫌がる相手を無理やりに走らせ、しつように追いかけ回す
1はただ遊んでいるだけなので全く問題ありませんね。ただ、2と3は犬同士の相性や性格によるものなので、こちらも追いかけている犬自体が悪いわけではありません。
しかし、4はそもそも発情期にドッグランへ連れてくる飼い主に問題があり、飼い主自身の配慮に欠けています。
5に関しても、そのような性質を持つ犬(狩猟犬など)をドッグランへ連れてくる場合は、常に問題が起きていないかしっかりと見守ることが求められます。
追いかける犬は飼い主のマナーが問題?ドッグランではこんなトラブルも
実際起きたドッグランでのトラブル
- 吠えて威嚇しながらそこら中の犬を追いかけ回している犬の飼い主に、追いかけ回るのをやめさせるように注意しても、反対に「ここは犬を自由に走らせられる場所なんだから、それが嫌なら帰れ!」と言われた
- 走り回る大型犬に巻き込まれ、小型犬がケガをした
- 小さな子供がよその犬に乗っかったり執拗に追いかけ回したりした挙句、犬が子供を噛んだ
たしかにドッグランとは、犬を走らせること目的とした場所なので、こう言われてしまっては言葉の返しようがありませんよね。ただ、自由に走り回るのと他の犬たちが嫌がっているのに追いかけ回すのとでは意味が違います。それぞれが気持ちよく利用できるように心がけたいものです。
噛み癖のある犬を連れてくる場合は、飼い主も注意しなければなりません。同様に、小さな子供は遊びのつもりでも、犬にとっては不快だったり恐怖に感じることも少なくないので、お子さんからも目を離さないようにしましょう。
ドッグランで追いかける犬はマナー違反!私はドッグランに行かなくなりました
また、あることが理由でドッグランに行かなくなったという話しも。
ドッグランで数匹の大型犬を飼う方と一緒になった際に、自分の飼い犬が執拗に追いかけ回され、とても怖い思いをしたそうです。その飼い主の方は止めに入るでもなく、こちらが間に入るまで吠えながらいっせいに追いかけ続けるさまに、恐怖を感じずにはいられなかったと。
狩猟犬など犬種によっては、遊びというよりも狩りの一環に近く、本能的に獲物を狙って追い掛け回している状態なのかもしれませんが、狙われた方はたまったものではありませんよね。
その他にも、何が原因で犬同士のトラブルが起こるかわかりませんので、くれぐれも飼い主の方はお喋りに夢中になったりせず、自分の飼い犬の動向に注意を払っておく必要があると言えます。
マナー違反だと感じる行為があったら、犬同士を引き離してリードをつける等適切な対処を。
ドッグランで他の犬に吠えたり追いかける犬にならないようにするためには?
ドッグランデビューをするにあたっては、基本的なしつけ以外にも必要なものがあります。他の犬に対して必要以上に吠えたり追いかけ回したりすることは、ドッグランを利用するうえでの重大なマナー違反となりますので、事前にラン内でのマナーを覚えさせる必要があるのです。
- 犬が興奮した状態であれば、ドッグランに入る前におすわりをさせ、十分に落ち着かせる
- ラン内に入ってもしばらくリードは付けたまま、まずは他の犬たちに挨拶をさせる
- スムーズに挨拶が済んで、雰囲気に慣れてきたらリードをはずす
- 問題が起きたらすぐにリードをつけ、またしばらく慣れさせる
次第に犬自身も、どすればノーリードで遊べるようになるのかに気付き、ドッグランを楽しめるようになりますよ。
ドッグランに行く前にしっかりと準備しよう!
ドッグランとは
多くの犬と飼い主たちがともに利用する場所です。このような公共の場所を利用するにあたっては、他の犬たちに迷惑がかかるような行為をしないように、きちんと基本的なしつけが完了していなければなりません。
遊びに夢中になっているとはいえ、飼い主からの「待て」や「こっちに来い」「待て」などの指示が守れないようでは、いずれトラブルに発展しかねません。
また、他の犬たちと触れ合うことによって、犬特有の病気を移し合う可能性もありますので、あまり小さいうちから連れて行くことは避け、きちんと予防接種を済ませてからにしましょう。
日頃からあまり他の犬と触れ合う機会がないうちに、いきなりドッグランに連れて行くと、慣れない初めての場所に怯えてしまったり、他の犬に対して吠え続けたりと、ドッグラン自体を楽しむことが出来ない可能性もありますので、出来ることなら普段から、他の犬たちと触れ合う経験を増やしておくことをオススメします。
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